【DEEP】優勝候補・伊藤裕樹、原虎徹に善戦許すも一回戦突破(フライ級GP一回戦)
DEEP事務局
『DEEP 109 IMPACT』
2022年8月21日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)宗明建設PresentsDEEPフライ級GP一回戦5分3R
〇伊藤裕樹(ネックス)
判定4-1
●原虎徹(CAVE)
伊藤はアウトサイダーで初代50-55王者となった後、DEEPのトップ戦線で活躍。21年3月からRIZIN参戦を始めると3連勝を上げ、GPの優勝候補を囁かれる。
原は空手、キック、柔術、レスリング、ボクシングと多彩な格闘技歴を持つ元バンタム級ファイター。体格の強みを活かすことができるか。
サウスポーの両者は1Rを打撃戦で進め、ジャブとローでお互いの距離を探り合う。伊藤の左フックにタックルを合わせ、原が尻もちをつかせるが伊藤はすぐ立ち上がる。原は背後からリフトアップしてグラウンドへ。伊藤がアームバーの形を取り反撃して終了となる。
2Rもまずは両者打撃戦。伊藤は距離を掴んできたか、原のジャブを目先でかわしジャブとローを打ち込む。伊藤はボディフックまでのコンビネーションを見せるが、原は直後にタックルへ出てテイクダウン。背後につかれる伊藤だが、向き合って原を下にする。伊藤が立つと原は蹴り上げを見舞ってヒット。
3R、両者打撃の探り合いから原は右フックで伊藤をヨロめかせる。そこからスクランブルが展開され、原は2Rに続いてバックへ。
だがここは伊藤が逃れて立ち上がる。フック・アッパーを振るう伊藤に原はタックルで密着するが、伊藤に振り払われる。伊藤はここで右フックとストレートのラッシュ。原はタックルに出るが伊藤は三角絞めのロックでとらえ、鉄槌を連打する。
判定は1者が原で29-28、残り4者は伊藤(29-28×2、30-27×2)の4-1で伊藤。善戦した原を振り切った。
マイクを持った伊藤は「初めてのメインなのにこんなしょっぱい試合ですみません。もっと圧倒的に勝とうと思ったんですけど、原選手が漢気のある選手で、1回戦はこんな形でしたが、2回戦からはもっと強くなって必ず優勝するのでお願いします。今日は遠くからありがとうございました」と反省しつつも優勝を宣言した。
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