【ONE】“ロッタン欠場の代役”パンパヤック、左ハイキックで衝撃KO勝利!決勝でスーパーレックと激突
ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 1: MORAES VS. JOHNSON II』
2022年8月27日 (日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼フライ級 ムエタイ 世界グランプリ 準決勝
〇パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
KO 2R10秒 ※左ミドルキック
●サバス・マイケル(キプロス)
※パンパヤックが決勝進出
当初、このフライ級ムエタイWGP準決勝では、同級王者ロッタン・ジットムアンノンとサバス・マイケルが対戦する予定だったが、ロッタンが規定のハイドレーション・チェックで、義務付けられている必要な尿サンプルを提出しなかった為、計量実施が不許可。欠場となった。
この結果、当初フライ級WGPトーナメント交替試合に出場する予定だった同級3位のパンパヤック・ジットムアンノンが繰り上がり、同級4位のサバス・マイケルと対戦することとなった。
1R、サウスポー構えのパンパヤックは左ロ―キック、前蹴り。マイケルは蹴りを警戒しながら右のパンチを見せる。パンパヤックは離れるとミドルキック、組んでヒザ蹴り。マイケルはパンチから蹴りにつながるが、ディフェンスされる。パンパヤックはフックからミドルキックのコンビネーション。マイケルの右ヒジをかわすとパンパヤックが、ヒザ蹴りから左ヒジ打ちを見せた。
2R、パンパヤックは前蹴りでマイケルの前足をストッピング。パンパヤックは右フックを打ち込み、顔を胸くらいの位置まで下げたマイケルのアゴに左の蹴りを直撃させて、KO勝ち。衝撃的なKOシーンとなった。
パンパヤックは「ノンオーと練習して力になりました。変わった自分を見せたかったです。右のフックが当たり、左の蹴りだけではないところを見せられたと思います」と5万ドルのファイトボーナスを獲得して笑顔を見せた。
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