【ONE】イランキック界の重鎮アジズプール、WGP決勝進出、元GLORYチャベスを判定で下す
ONE Championship
『ONE 161』
2022年9月29日 (木)シンガポール・インドアスタジアム
▼第9試合 ヘビー級 キックボクシング 世界グランプリ 準決勝
〇イラジ・アジズプール(イラン)
判定3-0
●ブルーノ・チャベス(ブラジル)
4人で争われるヘビー級のキックボクシング世界グランプリ。アジズプールはイランのキックボクシング界の重鎮と言われ67勝4敗、現ライトヘビー級王者のローマン・クリークリャを相手に1勝1敗の戦績を持つ。パワーを活かしたパンチやハイキックを得意とし、ONEでは2戦2勝。
対するチャベスは24勝1敗。MMAファイターの父のもとに生まれ柔術も学んできたため、キックと並行してMMAにも参戦している。武器はフックとアッパー、そして198センチの長身から繰り出すヒザで、欧州キック団体GLORYにも参戦経験があり、ONEは今回が初参戦となる。
1R、チャベスは前蹴りやローなど蹴りを飛ばすが、アジズプールはそこに合わせてストレート。チャベスのローが金的となり一時中断、再開後、詰めていくのはアジズプール、アジズプールは前蹴りで距離を取りつつ右の一発を狙う。
2R、思い切り右フックを振るアジズプール。チャベスの蹴りに合わせて何発も振るがかわされる。ガードを固めて距離を取り、ヒットを許さないチャベスだがこちらはあまり手が出ない。
3R、大振りの右フックはアジズプール。さらにワンツーから前へ出て左ハイキック、バックブロー、バックキックも見せる。対するチャベスはアジズプールの右に右フックを返すがガードに徹することが多く手数が少ない。両者ともレフェリーにアクションを促されるが互いに大きなヒットはない中試合終了。
判定は3-0で手数で上回ったアジズプールに軍配。ONE3戦全勝でグランプリ決勝へと駒を進めた。
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