【ベラトール】フェザー級王者ピットブルが判定勝利で初V!長身ボリッチを貫禄の完封
Bellator MMA
『BELLATOR 286』
2022年10月2日(日・日本時間)アメリカ・カリフォルニア州 ロングビーチ The Long Beach Arena
▼フェザー級タイトルマッチ
〇パトリシオ・ピットブル(ブラジル/王者)
判定3-0 ※48-47、49-46、50-45
●アダム・ボリッチ(ハンガリー/挑戦者)
※ピットブルが初防衛に成功
パトリシオはベラトール史上3番目となる2階級制覇王者(ライト級&フェザー級)。昨年7月のフェザー級WGP決勝で一本負けをし、AJマッキーに王座を奪われたが、今年4月にマッキーとのダイレクトリマッチに判定勝利し、王座を取り戻した。今回はその初防衛戦となる。
対する挑戦者ボリッチはキャリア18勝1敗の実力者。20年1月にダリオン・コールドウェルに一本負けして以降、4連勝と波に乗っている。
1R、身長で13㎝と大きく上回るボリッチは遠間から長いジャブを突く。ピットブルはローキックを飛ばしつつ距離が詰まるとワンツー。ボリッチは飛びヒザに来るがピットブルはこれに左フックを合わせる。組みに来るボリッチはもろ差しを取ってテイクダウンに行くがピットブルはフィジカルの強さを見せ逆に投げてテイクダウンを奪う。
2R、ピットブルはじわじわプレッシャーをかけ、ボリッチが前に出てきたところへカウンターを放つ。パンチの展開が続く中、ボリッチのローをキャッチしてピットブルがテイクダウンに成功。コツコツとパウンドを当てる。
3R、ボリッチの飛びヒザをキャッチしてピットブルがテイクダウン、すぐにマウントポジションを奪取する。ピットブルはしっかりポジションをキープしつつ細かくパウンド、ヒジをいれる。
4R、ピットブルの引っかけるようなカーフキックでボリッチがバランスを崩す。インローを飛ばしつつワンツーで飛び込むボリッチだがピットブルはすかさず右のカウンターを返す。
5R、逆転を狙ってプレッシャーを強めるボリッチはジャブを起点にストレート、フックのコンビネーションで攻め込むが、飛びヒザのタイミングでピットブルにテイクダウンを合わされ、逃げようとしたところでバックを許す。おぶさった状態でバックキープのピットブル、スタンドバックに変化するがボリッチは向き直ると四つからテイクダウンに成功。しかしピットブルはスイープから立つと最後はアームロックを仕掛けて試合終了。
判定は3-0でピットブル。終始冷静な試合運びで、王者の貫禄を見せてピットブルが初防衛に成功した。
▶︎次ページは【動画】ピットブルが相手の飛びヒザ蹴りにカウンターの左フック!
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