【RISE】”天心の弟”那須川龍心、元ボクサー・吉田亮汰朗にパンチでフルマークの完勝
那須川龍心がパンチで攻める
RISEクリエーション株式会社
『RISE WORLD SERIES 2022』
2022年10月15日（土）東京・大田区総合体育館
▼第1試合 フライ級（-51.5kg） 3分3R
〇那須川龍心（TEAM TEPPEN）
3-0 ※三者ともに30-26（吉田に組み付きのレッドカードあり）
●吉田亮汰朗（BK GYM）
兄・天心（左）がセコンドに就いた
龍心は那須川天心の実弟。アマチュアで数々の実績を引っ提げ、今年4月にRISEでプロデビューして判定勝ち、続く6月には『THE MATCH 2022』の大舞台に抜粋されるも、K-1の大久保琉唯に判定負けした。しかし今年8月のRISEで平山龍馬にパンチ連打でTKO勝利、プロキャリア初のフィニッシュで再起した。
吉田はボクシング出身の新鋭で龍心同様キック4戦目、龍心にとっては初のサウスポーとの対決となる。
【フォト】セコンドに兄・天心／那須川龍心がパンチラッシュ！＝全6枚
那須川の右ヒザ蹴り
龍心のコーナーには那須川天心の姿が。1R、龍心はゴングと同時に飛び二段蹴り。吉田は細かい前後のステップからジャブのフェイント、右ローを放つも、龍心の踏み込んでの素早い左フック、右ストレートが入る。
2R、右ハイキック、右ミドルと蹴りでも攻める龍心は、右ヒザをボディにクリーンヒット。吉田はコーナーで動きが止まる。ゴング間際には龍心の右ハイキックもヒット。
勝利を喜ぶ那須川（右）と悔しい表情の吉田（左）
3R、1分過ぎ、2Rに続く組み付きで吉田にレッドカード。再開後、パンチラッシュのギアを入れた龍心が怒涛のフック連打で吉田のアゴを上げ続ける。しかし吉田は倒れず。最後は龍心のカウンターを食らい続けるも、吉田は前に出てパンチを振るい続けた。
ジャッジは3者とも30-26。終始試合のペースを握り続けた龍心が、フルマークの完勝で大会第一試合を飾った。
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