【Krush】菅原美優、パンチで4度のダウン奪うKO勝利でV3達成、上達したボクシングテクニックで圧勝
10月28日(金)東京・後楽園ホールにてK-1グループ『Krush.142』が開催され、Krush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が挑戦者のチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)からパンチで合計4度のダウンを奪い、3ラウンド2分29秒のKO勝利で、3度目の防衛に成功した。ワタナベジムなどでの集中したボクシング練習が結果を出し始めたようだ。
【フォト 9枚】菅原のパンチラッシュとKOの瞬間、会場で観戦したぱんちゃん璃奈の姿も
2人は19年7月に対戦しており、その際は菅原が判定勝利。チャン・リーはその時Krush初挑戦、その時の屈辱をかけ気合十分だ。
序盤から圧力をかけ前に出るチャン・リーに菅原は前蹴りで尻餅を着かせると、立ち上がったチャン・リーに右ストレートでダウンを奪う。さらに菅原の右フックでヒザをつくチャン・リーから2度目のダウンを奪う!圧力をかけパンチの連打とヒザ蹴りでコーナーへつなぐ。チャン・リーは連打に耐えラウンド終了のゴングが鳴る。
2Rにパンチ、前蹴りで圧倒する菅原、チャン・リーはハイキックを当てると、菅原が前蹴りをアゴにヒットさせる。そして終盤にチャン・リーの右ミドルに合わせ、菅原が右フックで仰向けにダウンを奪う。何とか立ちあがったチャン・リー。
最終の3R、挽回しようと連打で来るチャンリーに下がりながら自分の距離を保つ菅原。パンチをボディ、顔面と上下に散らすボクシングテクニックを見せる。そしてチャン・リーの前蹴りをさばきショートの右パンチで再びダウンを奪う菅原、仰向けに倒れたチャン・リーは立ち上がれず菅原のKO勝ちとなった。
3度目の防衛に成功した菅原、今年6月のK-1アトム級王座決定トーナメント決勝では延長判定で涙を飲み、再びK-1王座を目指す。勝利した市側らは試合後のマイクで涙ながらに「K-1のベルトに届かなくて本当に悔しくて、少しずつですけど、強くなってまた挑戦させてもらえるようにこれからも頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」と結んだ。
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