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【RISE】AKARIが減点・グローブハンデも、テクニック見せERIKOを返り討ち

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2022/10/30(日)UP

パンチを打ち合うAKARI(左)とERIKO

RISEクリエーション株式会社
『RISE 162』
2022年10月30日(日)東京・後楽園ホール

▼第7試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
◯AKARI(TARGET/同級1位、ミニフライ級 NEXT QUEENトーナメント 2021優勝)
判定3-0 ※三者とも28-27
●ERIKO(TKDJ市川式/同級4位)

前蹴りで突き放すAKARI

 AKARIは“美脚炸裂シンデレラ”の愛称で、長い手足を生かした打撃が武器。昨年のミニフライ級 NEXT QUEENトーナメントを制するも、今は現役引退した当時王者の寺山日葵のタイトルに挑戦し敗北。今年6月、寺山が返上したベルトを賭けてerika♡と王座を争ったが、判定で敗れた。

 対するERIKOは積極的に前へ出てバチバチ打ち合う好戦的ファイター。前戦の『RISE157』ではMMAで活躍中の永尾音波と対戦し、パンチでの真っ向勝負で競り勝ち判定3−0で勝利を手にした。AKARIとは約3年ぶりの再戦にたどり着いた。

気迫の表情でパンチを打つERIKO

 AKARIは前日計量で1.1kgオーバー。当日計量は50.75kg(1.75kgオーバー)となり、双方の話し合いの上、AKARIが減点2、グローブハンデ(AKARI 6オンス、ERIKO 4オンス)での実施となった。

 1R、AKARIは前蹴りから右ストレートを何度も決める。ERIKOは接近しての左フックを放つが、単発になってしまう。AKARIは前蹴りでペースを作り、右をヒット。ERIKOが守勢に回る場面が目立った。

AKARIがパンチでERIKOに襲いかかる

 2R、ERIKOは距離を詰めてボディブローから顔面へパンチを打ち分ける。AKARIは前蹴りで突き放し、ジャブ、右を入れていく。AKARIの左右のパンチが何発も入る。それでもERIKOは前へ出て打ち合う。AKARIは前蹴りを顔面に入れるなど、攻勢が目立つ。

 3R、ERIKOは接近しての左ボディブロー連打。AKARIは前蹴りで突き離し、ワンツーをヒットさせる。AKARIは前蹴り、右のパターンで崩しにかかる。下がりそうにながらも踏ん張るERIKO。判定となり、3-0でAKARIが勝者となった。AKARIは土下座をしてERIKO陣営に謝罪し、トロフィーをもらっても涙を流し続けた。

※全試合結果はこちら

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