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【RISE】引退の寺戸伸近に、那須川天心が多彩なパンチで攻める=エキシビションマッチ

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2022/10/30(日)UP

名王者の寺戸が家族や仲間に囲まれながら引退式を行った

RISEクリエーション株式会社
『RISE 162』
2022年10月30日(日)東京・後楽園ホール

▼寺戸伸近 引退エキシビションマッチ 3分1R
−寺戸伸近(Booch Beat/第2代RISEバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界スーパーバンタム級王者、第5代Krushスーパー・バンタム級王者、第2代M-1バンタム級王者、第24代全日本バンタム級王者)
エキシビションのため勝敗なし
−那須川天心(TARGET/Cygames/初代RISE世界フェザー級王者、RISE WORLD SERIES 2019 -58kg級トーナメント優勝、第6代RISEバンタム級王者)

寺戸の最後の相手は、那須川天心だった。パンチを打ち込む

 これまで数々の名勝負を演じてきた第2代RISEバンタム級王者・寺戸伸近(Booch Beat)の引退エキシビションマッチが行われた。寺戸がリングに上がるのは20年11月のRISEで行われた瀧谷渉太の引退エキシビションマッチ以来となる。エキシビションマッチの相手は、なんと那須川天心に決定。今年4月のRISEラストマッチ以来のRISE登場、6月のTHE MATCHでの武尊戦以来の試合となる天心が、寺戸とどんな引退エキシビションマッチをするのか注目が集まった。

【フォト9枚】那須川天心のかめはめ波拳、トリケラトプス拳のポーズ、寺戸の記念フォト

天心の左ボディが炸裂!

 那須川は、コールされるとかめはめ波のポーズ。山本優弥をセコンドに引き連れた寺戸は、これを見てニヤリと笑う。ゴングが鳴ると、天心は右、左、右と目にも止まらぬ多彩なパンチで攻撃。寺戸はミドルキックで腕を狙う。動き回る天心は、ワンツーをかめはめ波のような形で放ち、寺戸が倒れるとトリケラトプス拳のポーズで会場を盛り上げる。さらに左右のパンチを15連打で追い込む。ここまで蹴りは一切使っていない。ノーガードで寺戸のパンチを受けるも、ダメージを受け流す。最後まで打ち合って、3分間が終了した。

 那須川は、「引退ということで、拳を合わせてもらってよかったです。キック離れたんですけど、心の中ではRISEの選手ですし、こういう機会があれば呼んでください。寺戸さんは、後輩を育成していて業界のために尽力されているかと思います。いつボクシングに行くのかと聞かれるんですけど、近々、発表があると思います。テレビに出ていても、誰よりも練習してますので安心してください」と挨拶した。

テンカウントゴングを聞いた寺戸

 寺戸は「天心、ありがとうございました。素晴らしい舞台を用意していただきありがとうございました。自分は20歳過ぎて(キックボクシングに)出会い、練習して23歳でプロデビュー。RISEの舞台で試合ができました。ありがとうございました。自分は実力がない人間なんですが、ここに立たせてもらっています。最高でした! 尊敬する小林聡さん、レジェンドの川尻達也さんも来場していただき、ありがとうございました。これからは後進の育成に励みたいと思います。Stand upを立ち上げて活動していますので、これからもキックボクシングに携わっていきます。みなさんに会えて幸せでした」と現役最後の挨拶をして、テンカウントゴングを聞いた。

※全試合結果はこちら

▶次ページは、【フォト9枚】那須川天心のかめはめ波拳、トリケラトプス拳のポーズ、寺戸の記念フォト

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