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【ボクシング】吉野修一郎が中谷正義にKO勝利し”国内最強”を証明「これで世界に行ける」

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2022/11/01(火)UP

吉野(左)が中谷(右)にTKO勝利

『Prime Video Presents Live Boxing 第3弾』
11月1日(火)さいたまスーパーアリーナ

▼WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ
〇吉野修一郎(三迫/王者)
TKO 6R1分14秒
●中谷正義(帝拳/同級4位)

吉野の右がクリーンヒットする

 吉野は15戦全勝(11KO)で、3度目の防衛戦。今年4月には元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪に負傷判定勝利し、V2成功している。
 対する中谷は20勝(14KO)2敗。昨年6月には元世界3階級制覇王者ロマチェンコに9回まで粘るもKO負け。今年6月には元フィリピン王者を相手に1R72秒でKO勝利し再起している。今回は事実上の国内ライト級の”最強決定戦”となる。

【連続写真】吉野が中谷をKOする瞬間!

5R,中谷が覚悟を決め打ち合う

 吉野は頭を下げじわじわと詰め、中谷は距離を取り長いジャブで突く。中谷はカウンターの右アッパーをたびたびヒットさせる。
 吉野は得意のオーバーハンドの右を武器に、左右フックで詰めるが、なかなか入れない。

 3R、中谷の左目の下が切れ出血するも、これは偶然のバッティングによるもの。

 5R、吉野がエンジンがかかったのか、飛び込んでのフックで攻めロープに詰める。中谷も足を止め、ジャブ、右アッパーで迎撃。
 ラスト45秒、ついに吉野の左ジャブがクリーンヒット。ロープに詰め打ちまくるが、中谷は落ち着いてボディワークで外す。
 しかしさらに追う吉野は、左フックからの右ストレート!さらに下がる中谷に、吉野が飛び込んでの右フックでダウンを奪う!
 吉野は立ち上がり、ここで5R終了。

吉野が世界へ羽ばたく

 6R、中谷は覚悟を決めたかのように足を止め打ち合いに。中谷の打ち下ろしの左右フックが次々とヒットする。吉野はガードを固め耐える。
 しかし吉野が見切ったか、左ボディを皮切りに、左右フックの上下、とどめは右フック!中谷はダウンし、立ち上がろうとするもレフリーが試合を止めた。

 吉野は「下馬評は僕が完全不利、でも見ましたか、勝ちました」と誇らしげな笑顔。続けて「中谷選手は強くて、ライト級の中ではラスボス的な存在でした。でも中谷選手に勝って、世界に自信持って行けると思います。僕の世界戦、見たくないですか」と世界に目を向けた。

▶次ページ:【連続写真】吉野が中谷をKOする瞬間!

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