【ボクシング】中谷潤人が階級アップ初戦で完封勝利、王者・井岡戦も射程に「世界王者になる」
『Prime Video Presents Live Boxing 第3弾』
11月1日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼スーパーフライ級10回戦
〇中谷潤人(M.T/前WBO世界フライ級王者)
判定3-0 ※97-92、98-91、99-90
●フランシスコ・ロドリゲス Jr.(メキシコ/WBOスーパーフライ級3位)
WBO世界フライ級王者だった中谷が王座返上し、スーパーフライ級に階級アップして初の一戦。中谷は23戦全勝(18KO)の戦績を誇る。
ロドリゲスは元IBF・WBO世界ミニマム級統一王者で、昨年9月にWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔のタイトルに挑戦も判定負けを喫したが、その後は2連勝している。戦績は36勝(25KO)5敗1分。
【フォト】中谷のアッパー、オーバーハンド、多彩なパンチで攻める!
ロドリゲスはゴリゴリに前へ出ては、パワフルなフックを振るう。サウスポーの中谷は下がっては右ジャブ、近づいてはアッパーで応戦。
1R終盤にはロドリゲスもサウスポーにスイッチし、フックをヒットさせる。
2R以降は打ち合いが目立つも、5Rには中谷のアッパーが入りはじめる。しかしロドリゲスの圧力は変わらず。
6Rには、中谷が入ってくるロドリゲスに、長い左ストレートを的確に合わせ始める。次第に中谷の距離が多くなる。
8R、入ってきたロドリゲスに、中谷がショートアッパーを連続ヒット!しかしタフなロドリゲスはもらいながらもフックを打ち続ける。ロドリゲスの左目下の出血が目立つ。
序盤にローブローをしたロドリゲスに減点1のアナウンス。
ロドリゲスの被弾が増え、詰めても手数が減る。
10Rラストは中谷は打ち合いに応じ、左ストレートを連続ヒット。ロドリゲスをロープに詰めるも、倒すには至らなかった。
判定は97-92、98-91、99-90と大差の3-0で中谷が勝利。タフなロドリゲスを相手にスーパーフライ級初戦を完封勝利で飾った。
中谷はマイクで「スーパーフライ級でチャンピオンになるためにすごく大事な試合だった」と喜ぶ。続けて必ず世界スーパーフライ級チャンピオンになります」と来るべき世界戦に向け意気込んだ。
今回の勝利で、1位の中谷は指名挑戦者となることが濃厚に。
王者・井岡は今年大晦日、WBA王者ジョシュア・フランコと統一戦を行い、勝者は指名試合を戦う必要がある。
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