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【DEEP】北岡悟が悔しい5連敗、凱旋の江藤公洋が競り勝つ

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2022/11/12(土)UP

キックを当てる江藤

DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 110 IMPACT』
2022年11月12日(土)東京・後楽園ホール
▼第6試合 DEEPライト級 5分3R
●北岡悟(パンクラスイズム横浜)
判定0-3 ※三者とも28-29
〇江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)

パンチを振るう江藤

 北岡は09年に五味隆典から一本勝ちで初代戦極ライト級王座、また13年4月にはDEEPライト級王座を獲得し4度の防衛に成功するなど輝かしい戦績を誇る。20年の『RIZIN.24』で久米鷹介、昨年2月の『DEEP 100 IMPACT』で大原樹理、同10月の『DEEP 104 IMPACT』で鈴木琢仁にいずれも敗戦。さらに今年7月には元DEEPフェザー級王者・上迫博仁と接戦も2-1で惜敗、4連敗と苦しい時期が続いている。

タックルへ行く北岡

 対する江藤は、レスリングの実績を引っ提げて13年にプロデビュー。DEEPを主戦場としていたが、ONE本戦への登竜門で3連勝し、19年にONE本戦に昇格した。20年2月には、シンガポールの英雄カーンを99秒でリアネイキッドチョークを極め一本勝ちした。同年9月の『ROAD to ONE』では青木真也に判定負け。しかし昨年9月には修斗で南アフリカ王者のグンター・カルンダに判定勝利、今年4月の『RIZIN TRIGGER』ではライト級暫定王者・雑賀“ヤン坊”達也にTKO勝利を飾っている。

 1R、サウスポーの北岡が左ロー、ミドルで先制。江藤は左フックをカウンターで合わせる。江藤は右ボディストレートから、プレッシャーをかけて右ストレート。北岡は飛び込んでの左右のフックを見舞う。

北岡の目の周りには出血が見られた

 2R、右フックで飛び込む北岡は、左ローとミドルを多用しアグレッシブに攻める。終盤、飛び込んだ北岡のフックと江藤のパンチが相打ちとなり、両者は一瞬倒れる。共に立ち上がり、見合ったところでゴング。

 3R、北岡が強烈な左ミドルからタックルへ行くが、切った江藤。さらに2度シングルレッグタックルを仕掛ける北岡。2度とも切った江藤は右ストレートを伸ばして、右ロー。北岡の前進に江藤がヒザ蹴りのカウンターと打撃で攻勢。北岡も左フックを強振するなど下がらない。

江藤が判定勝利

 残り10秒、両者左右のフックで打ち合い、江藤がバックヒジを放ったところで終了のゴングが鳴った。

 ジャッジは3者とも僅差で江藤を支持。江藤が3連勝をマークし、凱旋試合を勝利で飾った。一方の北岡は5連敗となった。

※全試合結果はこちら

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