【DEEP JEWELS】元暫定王者・本野美樹、“JK”須田萌里を撃破!強靭なフィジカルで競り勝つ
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP JEWELS 39』
2022年11月23日(水・祝)東京・ニューピアホール
▼第8試合 セミファイナル DEEP JEWELS 49kg 以下5分 3R
〇本野美樹(AACC)
判定3-0 ※29-28×2、28-28(マスト判定 本野)
●須田萌里(SCORPION GYM)
本野は柔道で日本有数の強豪校として知られる東海大学柔道部の出身で19年にプロデビュー。極めの強さを武器に強豪を連続撃破し、20年7月にDEEP JEWELSストロー級暫定王座を手にした。しかし昨年6月に新星・伊澤星花に敗れて同王座を失った。21年12月にHIME、今年3月にはにっせーに勝利して連勝中と調子を取り戻している。
対する須田は、高校3年生の18歳JKファイター。ブラジリアン柔術、グラップリングをベースとし、腕十字を得意としている。破格の5連勝を記録し、今年5月にDEEP JEWELSアトム級王者・大島沙緒里に挑戦したが一本負け。しかし今年7月のRIZIN沖縄大会ではにっせーに腕十字で一本勝ち、続く9月のDEEP JEWELSでは村上彩に判定勝利を収めている。
1R、本野がサウスポーで右フック、須田はハイキックからバックブローをヒット。本野が抜群のタイミングでタックルを仕掛けて上になる。しかし、須田は下から三角絞めを狙い、鉄槌をコツコツ見舞ってチャンスを伺う。
セコンドから「時間を使え」との指示が飛ぶと、須田はがっちりと三角絞め、そこから一気にアームバー。本野は腕を抜いて立ち上がるとスタンドへ戻す。
2R、本野は左ミドルを蹴って組み付くが、須田が倒して上になるが本野がギロチン。そのまま本野が上になって、左ヒジ打ちとパウンド。下から足を上げる須田は、腕十字を仕掛ける。抜いた本野は須田の蹴り上げを避けつつ、パウンドを放つ。
スタンドから、本野がタックルを仕掛けてテイクダウンに成功。上から圧をかけて細かい鉄槌を連打。須田は下から腕十字を狙うが、本野は潰してこれをさせない。
3R、須田が前に出てワンツー、パンチが交錯する中、本野がフックをヒットさせる。近距離から崩した本野が上になり、パウンドと鉄槌を連打。フィジカルを活かして上から圧力をかけていく。
須田は下から腕十字を狙うが、本野は重心を前にかけて極めさせない。須田は下から細かいパンチ。本野が一気に腕を抜いてパウンド、グラウンドで圧をかけ続ける。須田は蹴り上げ、足を取りに行くが本野が潰して上になる。ガードポジションの須田は下から足を上げるが、本野はパウンドとヒジ打ちで譲らず。
グラウンド状態の須田の蹴り上げを見つつ、飛び込む本野はパウンド。ガードポジションからパウンドを放ち続ける。須田はしつこく腕十字を狙うが極め切ることはできず、終了のゴングが鳴った。
ジャッジは3者とも、終盤にかけて圧力とパウンドで上回った本野を支持。本野が判定勝利して、3連勝をマークした。
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