【K-1】兼田将暉、椿原龍矢から2度のダウンを奪って勝利！ フェザー級タイトル戦線へ急浮上
兼田のパンチが椿原の顔にめりこむ
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～初代バンタム級王座決定トーナメント～』
2022年12月3日（土）エディオンアリーナ大阪
▼第6試合 スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R
●椿原龍矢（日本/月心会チーム侍）
判定0-3 ※三者ともに26-30
〇兼田将暉（日本/RKS顕修塾）
パンチを当てる兼田
空手出身の椿原は、K-1甲子園優勝を成し遂げ、17年に西京春馬から勝利。21年3月に江川優生を延長判定で下し、第4代K-1フェザー級王座に就いた。同年12月、軍司泰斗に延長判定で敗れ、王座から陥落。今年4月に新美貴士を下して再起戦で勝利を収めた。今年8月のK-1フェザー級世界最強決定トーナメントでは一回戦で斗麗に判定負け。
対する兼田は2017年のK-1甲子園-60kgで、上記の横山を決勝で破り優勝。その後ACCELフェザー級王座、HEATキックライト級王座、RKSスーパー・フェザー級王座などを戴冠。今年1月にKrushでK-1グループ初勝利。6月には林勇汰から判定勝ちを収めた。
椿原がダウン
1R、サウスポー構えの兼田は右ロ―キックで様子をうかがう。椿原はステップを踏みながら前蹴りからロ―キックを当てていく。兼田は左ミドルキックも、椿原は回ってダメージを逃がす。椿原は、左、右、左フックで攻撃。さらに兼田の入りに、左フックを合わせていく。最後は互いにパンチを打ち合った。
2R、椿原は左右にステップし、前へ出る兼田に左フックを合わせる。兼田は前蹴り、ローキックと手数で攻める。すると椿原の入りに、兼田が左フックでダウンを奪う。立ち上がった椿原は、ステップを踏みながらロ―キックで試合を組み立て直した。
兼田が判定勝利
3R、椿原はローキックからハイキックで逆転を狙う。前へ出た椿原は、左右のパンチ連打で兼田をロープ際で追い込む。兼田はガードを固めると、椿原のパンチをディフェンス。冷静に戦う兼田は、左ストレートで二度目のダウンを奪う。立ち上がる椿原。最後は倒しにいった兼田がパンチを連打するも、椿原が粘る。
勝負は判定となり、二度のダウンを奪った兼田が3-0で勝利を収めた。
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