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【K-1】AKIRA、加藤久輝とダウンの応酬で逆転TKO勝利「サッタリのところまでいく」

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2022/12/03(土)UP

強烈な右を当てるAKIRA

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~初代バンタム級王座決定トーナメント~』
2022年12月3日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第8試合 K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
●加藤久輝(日本/West A/ALIVE)
TKO 2R 1分40秒 ※レフェリーストップ
〇AKIRA Jr(フィリピン/若獅子会館 総本部)

パンチで攻める加藤

 加藤は大道塾の全日本大会・重量級5連覇、第2代HEAT総合ルールミドル級王者に輝くなどの活躍を見せ、BellatorやRIZINにも参戦しKO勝ちを飾る。18年にK-1参戦。当時の王者シナ・カリミアンに判定負け、後のK-1王者K-Jeeにも19年12月にKO勝利している。今年4月に無差別級トーナメント一回戦で愛鷹亮をKO勝ちしたが、準決勝で谷川聖哉にKO負けを喫した。

AKIRAがダウン

 対するAKIRA Jrはフィリピン・マニラ出身で、幼稚園の頃に来日し日本で育った。地下格闘技の試合を見てキックボクシングジムに入門、プロキャリアは約10年。これまでRKSクルーザー級と蹴拳スーパー・ミドル級の2本のベルトを獲得し、今年8月にK-1初参戦でANIMAL☆KOJIをKOして衝撃デビューを果たした。

 1R、サウスポー構えの加藤に対し、AKIRAはミドルに合わせてローキック、さらに強烈な左ボディブローを見せる。打ち合いの中で加藤は、左ストレートでダウンを奪う。

AKIRAがパンチで猛攻

 立ち上がったAKIRAに、加藤は左フックで2度目のダウンを奪う。とどめを刺しにいった加藤にAKIRAの左フックがヒットする。

 2R、加藤は左右のパンチ連打で猛攻を仕掛ける。ガードするAKIRAは、左を返す。そして左右のパンチでダウンを奪ったAKIRA。立ち上がった加藤に、右フックで2度目のダウンを奪う。

レフェリーストップの瞬間

 最後は右ストレートをヒットし加藤が下がったところで、レフェリーが試合をストップした。

 逆転のTKO勝利のAKIRAは「何とかクルーザー級のトップ戦線に立つことができたんで、これからも倒していって、最終的にサッタリまで行くんで応援よろしくお願いします!」とアピールした。

▶︎次ページは【動画】AKIRAが逆転KO勝利を飾った瞬間!

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