【RISE】女子初OFGマッチは小林愛理奈が勝利!平岡琴からダウン奪い激闘を制す
RISEクリエーション株式会社
『RISE 163』
2022年12月10日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 オープンフィンガーグローブマッチ -46kg契約 3分3R
○小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/同級1位、ミニフライ級2位)
判定3-0 ※三者共に29-28
●平岡 琴(TRY HARD GYM/同級2位)
女子初のオープンフィンガーグローブマッチとなった一戦。小林はフルコンタクト空手仕込みで、女子離れしたパワーを持つハードパンチャー。今年5月の『RISE158』では宮﨑小雪の持つRISE QUEENアトム級タイトルに挑戦するも、判定で敗れベルト奪取とはならなかったが、今月3日の『RISE EVOL.11』では一階級上のミニフライ級で小雪の姉・若菜からパンチでダウンを奪い判定勝利。試合後のマイクでもオープンフィンガーグローブマッチを熱望していた。
対する平岡も空手をベースに後ろ回し蹴りなどの技を持ち、最近の試合では男子顔負けの打ち合い上等のスタイルでファンを沸かせ、現在3連勝中と波に乗る。
両者は昨年4月の『RISE 148』で対戦しており、小林が判定0-2で勝利を収めている。
1R、開始早々小林が左右フックを振り回す。平岡も右ストレートから左フックで応戦。平岡の入り際に小林が右ストレート。
蹴りを織り交ぜる平岡へパンチ連打で押す小林。小林の入り際に平岡が右ヒザを突き上げるも、平岡は被弾しながら右フックを上から振り下ろす。距離ができれば平岡が右前蹴り、右バックスピンを放つ。
2R、頭を振りながら小林が左フック。平岡の左フックに合わせた小林の左アッパーが平岡の顔面を捉える。至近距離で小林がボディフック連打。平岡は左前蹴りで小林を下がらせ右ストレートで追撃する。平岡の右バックスピンをガードした小林が“カモン”ジェスチャーで挑発。小林の右アッパーに平岡は頭をずらしながら右フックを合わせる。
3R、左ジャブから右フックで前に出る小林。パンチの打ち合いに応じる平岡のアゴを左フックが捉え小林がダウンを奪う。
立ち上がった平岡は前進しフックを振るが、打ち終わりに小林のフックが的確に平岡を捉える。平岡のワンツーに小林が右胴回し回転蹴り。平岡も負けじと右バックスピンをボディに叩き込む。
平岡が右ハイキックから左前蹴り、右ボディストレートを打ち込むと小林がやや後退。平岡のバックスピンで小林が足を滑らせヒザをつくがノーダウン。両者打ち合いを止めないまま試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジ3者が支持したのはいずれも小林。平岡との再戦を制し、女子初のオープンフィンガーグローブマッチの勝者となった。
マイクを握った小林は「秒殺狙ってたんですけど当て勘も必要なんだなと余計思いました。グローブよりも当たりそうで当たらなくて苦戦しました。判定も全然だめで、女子初のオープンフィンガーなのにこの先やってくれるかどうかわからん試合をしてすみません。YA-MAN選手がすごいと思いました」と反省の弁。
そして「オープンフィンガーでまだこれからやりたいんですけど、やりたいと言っている人が少なくて、同じジムの坂田(実優)しかいないので、そこは避けてもらって挑戦者募集します。体重も合わせます」と女子オープンフィンガーマッチへの参戦者を募った。
▶︎次ページは【フォト&動画】小林が左フックでダウンを奪った瞬間
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