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【RISE】緑川創のRISEラストマッチは延長ドロー、初参戦の”後輩”リカルド・ブラボと決着ならず

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2022/12/10(土)UP

パンチで攻める緑川(右)

RISEクリエーション株式会社
『RISE 163』
2022年12月10日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第11試合) ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
△緑川 創(RIKIX/同級2位、元WKBA世界スーパーウェルター王者、第8代日本ウェルター級王者)
延長判定1-1 ※10-9、9-10、10-10
△リカルド・ブラボ(WSRフェアテックス/元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者、初代M-1世界スーパーウェルター級王者)
※本戦は0-1 ※28-30、30-30、29-29

パンチで攻めるリカルド

 緑川は新日本キックボクシング協会で、ミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得したベテラン。国内ミドル級最強の一角として長く君臨したが、来年2月に引退することを発表している。今回がRISEラストマッチになる。

【動画】延長ラウンド、パンチでリカルドを追い詰める緑川

ヒザ蹴りを突き上げるリカルド

 対するリカルドは緑川と同じく新日本キックボクシング協会出身。17歳の時にアルゼンチンから来日し、長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産、18年に7戦無敗でウェルター級王座を獲得した。現在は8連続KO勝利中。
 今回は所属していた新日本キックボクシング協会を離れ、新たにWSRフェアテックス所属となってのRISE参戦となった。

ミドルキックを蹴るリカルド

 1R、リカルドが強烈な左ミドル。圧力をかける緑川への右ローで快音を響かせる。リカルドの飛びヒザ蹴りに合わせた緑川の左前蹴りがローブローとなり一時中断。再開後はリカルドが左右フックを振り回すと緑川も重い右フックで応戦する。リカルドがヒザを突き上げ、ロングレンジからワンツー、左ローと攻撃を上下に散らす。

 2R、圧力をかける緑川の右フックにとリカルドの右フックが相打ちに。やや腰を落とした緑川へリカルドがフックで追撃。左ロングフックで緑川が動きを止める。緑川のガードの上からもお構いなしにフックを強打で叩き込む。

パンチを振るう緑川

 3R、リカルドは下がりながらロングフックを上下に散らし、至近距離では緑川の軸足を払いこかす。緑川は変わらず前進からフックの連打。緑川が距離を詰めリカルドが下がる展開のまま試合終了のゴングを向かえた。

 ジャッジは1者がリカルドを支持するも、2者がドロー。本大会初の延長戦へと投入する。

 延長R、緑川は高いガードのまま前進。リカルドは距離を保ちながら左右ローを放つ。緑川は圧力でリカルドをコーナーに詰め左右フック。フットワークを使い左右に小さく動くリカルドを逃がすまいと圧力を強め右ロングフックを打ち込む。詰める緑川をヒザで突き放したいリカルドだが、手数は減ったか。

延長判定1-1でドロー、笑みを浮かべる緑川(右)

 防戦一方のまま軽いフットワークを刻むリカルドへ緑川は圧力を弱めず。赤コーナーを背負ったリカルドへ緑川が右バックハンドブローを放ったところで試合終了のゴングが鳴り響いた。

 延長までもつれ込んだ判定は三者三様のドロー。緑川のRISEラストマッチは新日本キックボクシング時代の後輩・リカルドとのドローで終わった。

▶︎次ページは【動画】延長ラウンド、パンチでリカルドを追い詰める緑川

※全試合結果はこちら

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