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【UFC】デュ・プレシがティルにフェイスロックで一本！連勝記録は6に

2022/12/11（日）UP

WME-IMG
『UFC 282』
2022年12月11日（日・日本時間）
アメリカ・ネバダ州ラスベガス　T-Mobileアリーナ
▼ミドル級
●ダレン・ティル（英国）
一本　3R2分43秒　※フェイスロック
〇ドリカス・デュ・プレシ（南アフリカ）

　ティルはムエタイ、キックボクシングをベースとし、破壊力のあるパンチと、これまでファイト・オブ・ザ・ナイト2回、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト1回に選ばれた激闘型のスタイルが特徴。これまでドナルド・セラーニ、スティーブン・トンプソンといった強豪に勝利を収めてきたが、デビュー以来17戦無敗でたどり着いたタイトルマッチでタイロン・ウッドリーに敗れ初黒星。その後はホルヘ・マスヴィダル、ロバート・ウィテカー、デレク・ブランソンに敗れ、直近5試合で1勝4敗、現在2連敗中と厳しい状況。

　対するデュ・プレシは現在5連勝中と好調。幼少時から柔道、レスリング、キックを習い、K-1のアマチュアでは33戦全勝30KOの成績を残しているという。これまで挙げた17勝（2敗）のうち、16がフィニッシュ勝利。7KO、9一本と立っても寝ても試合を決める力を持っている。

　1R、デュ・プレシがティルのプレスに対しタックルを合わせてテイクダウンするとティルのバックに回り膝をつかせ、細かいパウンドを連打。
　何とか向き直るティルだがデュ・プレシがすぐにまたタックルでテイクダウン。再びバックに回ると今度は4の字ロックを組んでチョークを狙う。しかしラウンド終盤、ティルは脱出するとパウンドを連打して猛反撃を見せる。

　2R、1ラウンドの攻め疲れかなかなか手数が出ないデュ・プレシだが、突進するようなタックルでテイクダウン。しかしティルはすぐに立つ。スタミナ切れでふらつくデュ・プレシに、ティルは丁寧にジャブを突き、左ストレート、ヒジを当てる。だが終盤にはデュ・プレシがタックルでテイクダウンに成功するとアンクルホールドを仕掛ける。

　3R、スタンドの展開が続く中、デュ・プレシがドンピシャのタイミングでテイクダウン。そのままマウントを奪うと、背を向けたティルにフェイスロック！　ティルがタップし、デュ・プレシが一本勝ちで6連勝を達成した。

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