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【NARIAGARI】皇治と青木真也「これは事件」元ムエタイ王者・矢島、パンチのみルールに苦戦、”ブレダウ”としぞうが僅差で勝利!

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2023/02/05(日)UP

としぞうが判定勝利

『NARIAGARI』
2023年2月5日(日)大阪・176BOX
▼第15試合 STANDING BOUT 3分1R バンタム級(54-59kg)
●矢島直弥
判定0-2
〇としぞう

【フォト】”これは事件”としぞうのパンチが矢島にヒット!激闘の名シーン

としぞう(右)のパンチをヒット!

 矢島はWPMF王座をはじめ、蹴拳ムエタイ初代フライ級王座などを獲得したベテランだが、今回は蹴りを封印したパンチのみのルール。対するとしぞうはブレイキングダウンにも参戦し「中3から高3まで(アマ)ボクシングをやっていた」というが現在は内山高志のジムで練習を積む。

 試合は序盤、としぞうが前へ出てジャブ、矢島は下がりながらムエタイのハの字ガード。
 接近すると、矢島のショートフック、アッパーが止まらない。さらにボディへ打ち込む矢島。矢島のペースかと思われたが、中盤からとしぞうの左フックが矢島をとらえる。その後次々とヒットさせ、矢島をロープへ追い込む。矢島はガード一辺倒に。

互いに打ち合う

 しかしラスト1分、矢島の右フックがヒットし、としぞうが若干腰を落とす。矢島が前へ出て、手数を見せる。最後はとしぞうも前へ出て、互いに打ち合う。延長でも良い互角の戦いだったが、判定は2-0でとしぞうが勝利した。

 としぞうはマイクで「全部ひっくり返そうと思ってたんです、皇治さんどうでした?」と叫ぶ。皇治は「これは事件ですね」とコメントすると、横の青木真也が「それは俺が言った言葉だ」と突っ込み、続けて「おめでとう」と祝福した。また内山高志は「お前すごいよ、素人がキックのチャンピオンに勝つなんて大したもんだ」と褒める。

 喜ぶとしぞうは、更にヒートアップし「皇治CEO、NARIAGARIボリューム10くらいで、僕とやってもらえませんか」と要望。皇治は「ころすぞ、噓うそ」と牽制するも、笑顔でとしぞうの勝利を喜ぶ。

 その後もとしぞうは“NARIAGARI vs ブレイキングダウン”の対抗戦も提案し「俺がNARIAGARIドリーマーだ!」とハイテンションでリングを後にした。

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