【ベラトール】ムサシ撃破のミドル級王者エブレンが完勝で初防衛、ジャーマンも決める
Bellator MMA
『BELLATOR 290』
2023年2月5日(日・日本時間)アメリカ キア・フォーラム
▼ミドル級タイトルマッチ
〇ジョニー・エブレン(アメリカ)
判定3-0
●アナトリー・トコフ(ロシア)
王者エブレンは昨年6月、ゲガール・ムサシを判定で降して王者となり今回が初防衛戦。12戦12勝のパーフェクトレコードで5つのKO、1つの一本勝ちを収めており、この6つはいずれも初回で決めている。対するトコフは31勝(17KO・7一本)2敗の戦績を持ち、ベラトールでは7連勝でランキング2位につける。
【動画】エブレンが豪快なジャーマンスープレックスを決める瞬間
1R、両者オーソドックスでジャブとローで距離を探り合う。エブレンがプレッシャーを掛ける。エブレンのローにパンチを合わせ、そこから組んでテイクダウンせんとしたトコフだが、これはエブレンに切られる。左右に構えをスイッチし、トコフの距離感を狂わせるエブレン。両者胸を合わせた四つの組み合いではどちらもテイクダウンに至らない。
2R、エブレンは左右のフックを大きくスイング。トコフはしかしこれを当てさせず、エブレンにジャブを当てる。そして互いにカーフを当てる。続いて前蹴りもボディに送り合う。タックルで飛び込むエブレンだがトコフはこれを切り、続いて左フックをヒット。ややフラついたエブレンだが、逆に右ヒジを当て、続いてタックルで金網までドライブ。後ろ向きとなったトコフにパンチを連打で見舞って初回を終える。
3R、エブレンは大きくパンチを振るった後、タックルに入って再び金網までドライブ。トコフをテイクダウンしてパンチを打ちつけ、立ち上がっても逃がさない。しかしここはトコフが体を離す。両者やや疲れが見られる。ジャブ・ストレートを伸ばすトコフに対し、エブレンは左右フックをスイング。
4R、エブレンは変わらずフック、アッパーと荒々しく振るい、そこからタックルに出て金網際でテイクダウン。膝立ちとなったトコフの背後に回り、パンチを入れつつスリーパーを狙う。トコフが立ってもエブレンはクラッチを緩めず逃がさない。ラウンド後半、エブレンはトコフを綺麗に寝かせるが、トコフはそこから立ち上がる。しかしエブレンがトコフを金網に押しつけ終了する。
5R、両者パンチを振るい合うが、ともに頭を振ってかわし当てさせない。だが再びエブレンがタックルに出てそこからトコフの背後に回る。そしてリフトしてマットに叩きつけ、トコフが座り込むとヒザを連打。トコフが立ってきてもエブレンは金網に押し込み、背後に再び回るとジャーマンスープレックス。そしてタックルでテイクダウンを決め試合を終える。
判定は50-45、49-46、49-46の3-0でエブレン。初防衛を成し遂げた。
再びベルトを腰にしたエブレンは「これが自分の戦い方だ。自分はスタミナのキングなんだ。5月のパリ大会、ゲガール・ムサシvsファビアン・エドワーズの勝者とやってもいい」と2度目の防衛戦に言及した。
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