【NO KICK NO LIFE】HIROYUKIが”カーフ地獄”乗り越え一回戦突破、準決勝の組み合わせも決まる＝バンタム級T
HIROIYUKIが鋭いミドルキックを中心に優位に攻めた
RIKIX
『NO KICK NO LIFE』
2023年2月11日（土・祝）東京・大田区総合体育館
▼第7試合 タムラグループpresentsバンタム級賞金トーナメント 1回戦4 3分5R 延長1R
〇HIROYUKI（RIKIX）
判定3-0 ※50-47×2、49-48
●國本真義（MEIBUKAI）
國本がパンチで攻める
元新日本キックボクシング協会フライ級＆バンタム級王者HIROYUKIと、元WMCインターコンチネンタルバンタム級王者・國本真義が対戦。
両者は18年3月の新日本キックで対決し、ドロー。5年ぶりの再戦で決着なるか。
1、2Rは、HIROYUKIがスピードあるワンツー、右ストレートを入れる。しかし國本はHIROYUKIの打ち終わりに必ずカーフを入れ続ける。2R終わりにはHIROYUKIの前脚が赤く腫れてきた。
強烈なパンチを叩き込むHIROYUKI
3R、HIROYUKIが國本のローをカットしはじめる。HIROYUKIはボディ、ヒジ、バックブロー、ハイキックやさらに飛びヒザと多彩さを見せる。國本の額が腫れ、流血している。
4R、HIROYUKIが國本のローをステップでかわしはじめる。HIROYUKIミドル連打、さらには詰めてはボディ、ヒザを連続で入れてゆく。國本の左腕はHIROYUKIのミドルで真っ赤だ。
ラスト、國本のバックブローをかわしたHIROYUKIは舌を出して挑発、アッパーを返してみせた。
HIROYUKIが勝利
5R、HIROYUKIはミドル、ヒジをヒットさせるも、合間に國本がカーフを蹴りまくる。HIROYUKIの右、左ボディがクリーンヒットし、國本の動きが一瞬止まるが、それでもカーフを蹴る國本。
最後はHIROYUKIが右フックをヒットさせてみせた。
判定は3者ともに上半身へのクリーンヒットの多かったHITOYUKIを支持。HIROYUKIが”カーフの鬼”國本を破り準決勝へ駒を進めた。
勝利したHIROYUKI
また、試合後には準決勝戦の組み合わせ抽選会が行われ、準決勝1は山田航輝vs花岡、準決勝2は麗也vsHIROYUKIに決定した。
準決勝1の山田は「今日はKO勝利出来たので、準決勝、決勝もしっかり倒して勝つ」と全試合KO勝利宣言。相手の花岡は「今日は切られて鼻折られて、満身創痍なんですけど、油断せず練習して優勝します」と優勝を誓った。
準決勝のトーナメントが揃う。HIROYUKIvs麗也、花岡vs山田
準決勝2の麗也は「HIROYUKI君とは8年ぶり、5回目の対戦なんで決着をつけたいと思います」と意気込む。
麗也とHIROYUKIはアマチュア含めて、互いに1勝1敗3分とドローだ。
対するHIROYUKIは「トーナメントの中で一番クソみたいな勝ち方したんで、もっと練習して頑張ろうと思います。麗也君とは生年月日も全く同じで、文字通りライバル。これを最後に決着つけようと思います」と6戦目で決着をつけるとした。
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