【UFC】史上最強ジョーンズ、3年ぶり復帰戦でヘビー級新王者に!前暫定王者ガーヌをギロチン葬の衝撃
『UFC 285』
3月4日(日本時間5日)米国ネバダ州ラスベガス
▼UFC ヘビー級王座決定戦
〇ジョン・ジョーンズ(米国)
一本 1R2分4秒 ※ギロチンチョーク
●シリル・ガーヌ(フランス)
※ジョーンズがヘビー級新王者に
王者であったフランシス・ガヌーがUFCとの契約解消により行われる王座決定戦。
ジョーンズはかつてライトヘビー級で絶対王者として君臨し、PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングでも1位となっていたファイター。ずば抜けたフィジカルと格闘技センスで26勝1敗1ノーコンテストのキャリアを持ち、敗れた1敗も圧倒していながら垂直にヒジを落とす反則により敗れたもの。
だが無敵の強さを持ちながら問題も多く、ドーピングによる二度の王座剥奪、私生活では度重なる交通違反による逮捕などもあり20年にライトヘビー級王座を返上。3年間オクタゴンから離れていたが、今回初のヘビー級、さらに2階級制覇を懸けた王座戦で復帰を果たす。
対するガーヌは卓越したボクシングスキルを武器にデビューから10連勝でUFC暫定王座を獲得。しかし続く統一戦ではフランシス・ガヌーに敗れてキャリア初黒星。だが再起戦となった22年9月大会ではタイ・トゥイバサをKOで下し今回の王座戦を迎える。
1R、開始すぐにガーヌのインローがローブローとなり中断。再開後、プレッシャーをかけていくジョーンズに、ガーヌはステップして外を周りつつストレートを飛ばすが、ジョーンズはかわしてバックに着きテイクダウン。
尻餅の状態からケージに背を預けて立とうとするガーヌへ、ジョーンズは覆いかぶさるようすると、上からギロチン。座った状態のガーヌをケージに押し付けながら絞め上げるとガーヌがタップし、圧巻の一本勝ちでジョーンズがヘビー級王座に就いた。
3年ぶりの復帰戦で2階級制覇を達成したジョーンズは試合後、「まず神に感謝している。彼がいなければここまで来られなかった。日々彼の存在を強く感じていた。今とてもワクワクしている。ここまでずっと練習を積んできた。いろんな人がもうカムバックできないと思っていた。でもずっと自分の目標に真摯になり、何を言われても止まることなくトレーニングしてきた」とコメント。
続けて「ずっと力強いコメントをしてきた。12歳からレスリングをはじめて、今いつよりも強い自分を感じている。久しぶりなので足がもつれるようなこともあったが、自分はここで一番自信を感じられると思った」と、3年ぶりのオクタゴンに立った感想を述べた。
そして、元ヘビー級王者スティペ・ミオシッチとの対戦について聞かれると、「OKベイビー、みんなスティペをコテンパンにするところを見たいか? ファンが見たいものを提供する、それがUFCだ。スティペ、君はヘビー級最強の男かもしれない。だったらお前が欲しい」と次戦への意欲を語った。
▶︎次ページは【動画】まさかの早期決着、ジョーンズのギロチンでガーヌがタップした瞬間!
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