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【UFC】クレベルにも勝利の元KSW王者ガムロット、決定率100%のターナーとの接戦を制す

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2023/03/05(日)UP

元KSW王者ガムロットが勝利©️ufc

『UFC 285』
3月4日(日本時間5日)米国ネバダ州ラスベガス
▼ライト級
〇マテウス・ガムロット(ポーランド)
判定2-1 ※29-28、30-27、28-29
●ジェイリン・ターナー(米国)

 ガムロットはかつてポーランドの団体KSWでベルトを巻き、2018年には現RIZIN王者のクレベル・コイケにも勝利している。21勝2敗の戦績で、強靭なフィジカルを活かしたグラウンド&パウンドを武器に、UFCでは一時4連勝を挙げるも、前戦ではベニール・ダリウシュに接戦の末競り負けている。

 対するターナーは現在5連勝中と絶好調。190㎝の長身から繰り出される打撃に加え、寝技でもフィニッシュできる力を持ち、キャリア13勝5敗と不安定な戦績ながら勝った試合は全てフィニッシュ(7KO・5一本)している。

 1R、ターナーは195㎝のリーチを使い長いジャブや前蹴りで遠くからの打撃。ガムロットはそこへタックルで飛び込んでテイクダウンに成功する。しかしターナーはケージに背を預けて立つとヒザ、左右のフック。寝技に持ち込みたいガムロットだがターナーは寝かされてもすぐに立つ。

 2R、パンチでプレッシャーをかけていくターナー。ガムロットは左ストレート、カーフを当てつつタックルのタイミングを狙うが、ターナーの右ショートが当たりガムロットがダウン。それでもガムロットは前に出てテイクダウンに成功。ハーフガードで抑え込んでパウンド、ヒジを落とす。

 3R、詰めていくターナーにドンピシャでタックルを合わせたガムロットだが、立ってくるターナーを寝かせきれない。ケージに押し込むが展開が無くブレイクとなるが、ガムロットはその後もしつこくタックルを仕掛け続け、最後はテイクダウンして試合終了。

 判定は2-1と割れたがグラウンドで優勢に進めたガムロットが勝利。ターナーの打撃に苦しみつつタフファイトを制した。

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