【KNOCK OUT】小笠原瑛作がムエタイMVPに判定勝利の大金星!”スピードアクター”の手数止まらず
Def Fellow
『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』
2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第11試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R・延長1R
〇小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-27
●ロンナチャイ・トー.ラミントラー(タイ)
小笠原は持ち前のスピードで、数々の王座を戴冠。役者も行っており”スピードアクター”の別名も持つ。
22年3月にKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(-55.0kg)王座を獲得すると、昨年フェザー級(-57.5kg)へ階級を上げ、9月には2階級制覇を達成。この3年間は、10戦10勝5KOと無敗をマークしていた。しかし12月にラジャダムナンのランカーから2度のダウンを奪うもヒジで切り裂かれ逆転TKO負けを許した。
対するロンナチャイはルンピニースタジアムでミニフライ級からバンタム級の3階級制覇を達成した超強豪だ。現在もその強さは衰えず、昨年はトップファイターら相手に5勝1敗。年末にはタイ国スポーツ庁の22年最優秀選手(MVP)に選ばれた。
1R、互いにサウスポー。小笠原がリズムを刻み、左右フックからロー、ミドルと距離を作り攻める。ロンナチャイが落ち着いて素早いフックを返す、微笑んでいるようだ。ロンナチャイはフックに強烈な左ヒジも混ぜる。
2R、ロンナチャイは詰めてはローから滑り込むような左ヒジ。さらに近づいては左右ヒジを振るう。小笠原は回り込んでは左のローを次々入れる。小笠原はたびたびロンナチャイのミドルを抱えてはフックを入れる。ロンナチャイの手数が減る。
3R、ロンナチャイは近づいて飛び込むようなヒジ狙い。小笠原は離れ、ミドル、ロー、さらには上下を打ち分けたフックを次々入れると、ロンナチャイがフラつき、動きが止まる。
最後まで小笠原のパンチ攻勢は止まらず、ノーガード気味の構えのロンナチャイに、フックを叩き込み続けた。
判定3-0で小笠原に軍配。小笠原は勝利マイクで、念願の代々木でノックアウトを開催出来たことを喜び「タイの最高峰倒したんで、さらに大きい会場でやりたいと思います!」と感極まったように叫んだ。
▶︎次ページは【フォト】“スピードアクター”小笠原とムエタイMVPが激闘
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