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【KNOCK OUT】無敗・龍聖が現役ラジャ王者にダウンを奪い延長勝利「これからも強くなる」

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2023/03/05(日)UP

ラジャダムナン王者をパンチで苦しめる龍聖

Def Fellow
『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』
2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館

▼第12試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -58.5kg契約 3分3R・延長1R
〇龍聖(WIVERN)
延長判定3-0 ※三者ともに10-8
●ペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂン(タイ/タイ国ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)

ハイキックを当てる龍聖

 龍聖は現在キック13勝無敗で、昨年12月には巌流島ルールで元ムエタイ世界王者を31秒、強烈な左ボディでKO勝ち。今回の大一番で、現役ムエタイ王者の牙城に挑む。

【フォト】龍聖とラジャ王者の激闘、ダウンを奪った瞬間

 対するペットセーンセーブは昨年5月に19歳で、ムエタイ2大殿堂の1つであるラジャダムナンスタジアムの王座を獲得。判定決着が多いムエタイ界の中で、これまで49勝のうち24のKOを誇る超好戦的なファイターだ。

 当初、龍聖の相手は過去に武尊と対戦経験のあるヨーキッサダーだったが、連敗となり、タイ側が「コンデイションが良くない」と判断し、ペットセーンセーブと代替となった。

ローを蹴るペットセーンセーブ

 1R、龍聖がストレート、前蹴りとスピードある攻撃を繰り出す。ペットセーンセーブはロー、カーフを返す。龍聖が一瞬止まる場面も。
 しかし龍聖は攻撃を続け、さらには飛びヒザ、ボディブローを入れてゆく。

 2R、ペットセーンセーブがギアを上げ、パンチから明らかに右ロー狙い。龍聖も上下に的確に打ち分け、右ハイもヒットさせる。
 龍聖は若干ローが効いたか、左の前足を踏み込みにくそうだ。赤く腫れている。

現役ラジャ王者・ペットセーンセーブがキックで攻める

 3R、龍聖が距離を詰め、ショートの上下連打、ヒザとローを打たせない。さらに龍聖はペットセーンセーブの右ローに合わせて、ボディを合わせてゆく。
 組んでくるペットセーンセーブに対し、ラスト10は龍聖がラッシュをかける。

 29-29が2者、30-28が1者でドロー。

 延長、ペットセーンセーブがムエタイ必殺の左ミドルの連打で攻める。龍聖は細かくボディにパンチを入れる。さらには左ストレートを顔面にヒット。

勝利した龍聖(右から3番目)

 ラスト30秒、龍聖が右飛びヒザからの右ストレート!ペットセーンセーブがダウン!ペットセーンセーブは立ち上がり、龍聖は猛攻もゴング。

 延長でダウンを奪った龍聖が勝利。龍聖が現役ラジャ王者を相手に金星を上げた。

 龍聖はマイクでペットセーンセーブの気持ちの強さを称え「KO出来なかったが、これからも強くなる」とコメントした。

▶︎次ページは【フォト】龍聖とラジャ王者の激闘、ダウンを奪った瞬間

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