【KNOCK OUT】17歳の無敗王者・久井大夢、父と1勝1敗のベテラン元山祐希に完封勝利
17歳の王者・久井（右）がベテラン元山に勝利
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」
2023年3月5日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第6試合 KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R・延長1R
〇久井大夢（TEAM TAIMU）
判定3-0 ※30-28×2、29-28
●元山祐希（武勇会）
元山（左）が圧力を強める
久井は、KNOCK OUTアマチュアで3つのタイトルを獲得。20年4月にプロデビューすると、昨年12月には3戦目でのタイトルマッチに抜粋され、新王者となった17歳だ。戦績は3戦3勝(3KO)無敗。
対する元山は、久井の父（淳平）と1勝1敗の32歳ベテラン。ICO認定インターコンチネンタルフェザー級王座の戴冠歴がある。INNOVATION興行や岡山ジム主催興行、チャクリキジャパン興行などを中心にキャリアを積んできた。昨年にはINNOVATIONのタイトルマッチも経験している。
ヒザ蹴りで攻める久井
1R、久井がサウスポーで左ミドル、ハイと蹴りを散らす。元山はガードを固めて、左右フックを放つ。久井は左右ローを蹴り、元山のパンチはガードを上げてブロックする。久井が右ボディフック、左ハイキックも見せるも、元山は下がらない。
2Rになると、元山が圧力を強めて、右フックを強打。久井はノーモーションの左ストレートを放ち、ジャブでけん制して飛びヒザ蹴り。元山がミドルで応戦し、左フックをヒットさせる。
久井のパンチがヒット
3R、久井が左ストレートをクリーンヒット。やや被弾した元山だが、打ち合いを仕掛けて左右フック、ストレート。久井はヒザ蹴りを放つと、ジャブでけん制。元山のパンチは交わす久井は、左ミドルからハイキックへ繋いでいった。
ジャッジは3者とも的確なヒットを奪った久井を支持。久井が王者としての初陣でキャリア初の判定勝ちを収めた。
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