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【K-1】女王KANA、トルコ世界三冠王をKO撃破でV2成功！世界最強メクセンとの対戦実現を約束

2023/03/12（日）UP

KO勝利で王座防衛したKANA

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2023 ～K’FESTA.6～』
2023年3月12日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館
▼第8試合/K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
〇KANA（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
KO 2R 1分31秒 ※パンチ連打
●フンダ・アルカイエス（トルコ/Alkayis Gym）
※KANAは2度目の防衛に成功

ハイキックを蹴るアルカイエス

　KANAは昨年2月のK-1東京体育館大会で約1年のブランクを経ての復帰戦で判定勝利、6月のK-1女子大会でスーリ・マンフレディにKO勝利しK-1女子フライ級王座を初防衛。12月のK-1大阪大会ではオロール・ドス・サントスからKO勝利を収めている。

【動画】KANAが怒涛のパンチ連打でKO！

鋭いパンチで攻めるアルカイエス

　対するアルカイエスは、WBCムエタイ、WAKO、FEAの三つの世界タイトルを手にしている女子世界三冠王。KANAが対戦を熱望している、世界最強女子キックボクサーと評されるアニッサ・メクセンとも2度対戦しており、その実力はまさに海外トップクラスといえる。

　1R、KANAが右カーフ、ローを多用し、左ハイキックまで繋げる。アルカイエスも鋭いパンチを返していたが、KANAのローを貰って失速。カーフキックが効いた様子のアルカイエス。KANAがコーナーに詰めて、パンチ連打でスタンディングダウンを奪う。

KANAのパンチがアルカイエスを襲う

　2R、KANAは冷静に右カーフキックをヒット、ボディ打ち、ワンツー、インローと攻撃の手を緩めない。アルカイエスはジャブを使いながら、何とか耐えるが、KANAの右ローがモロに入ると、棒立ちになってしまう。
　そして、KANAがパンチをボディ、顔面へ連打。レフェリーがダウンを宣告。アルカイエスは首を横に振り、試合続行不可能のジェスチャーか。レフェリーが試合をストップし、KANAが圧巻のKO勝ちを収めた。

KANAが2度目の王座防衛に成功

　2度目の王座防衛に成功したKANA。1試合前に王座戴冠を果たした菅原美優に「おめでとう」と祝福のコメント。そして「しっかりメインイベントでKOで倒せてうれしいです。自分が目指すところはそこじゃない。今年世界最強のアニッサ・メクセン実現させます。自分がK-1のベルトが世界最強ということを証明します」と宣言した。

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