【ボクシング】前IBF王者・尾川堅一がKO勝利で再起、世界戦へ「リベンジしたい」
前IBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一(35=帝拳)が、4月1日(土)東京・後楽園ホールにて、ライト級ノンタイトル戦に挑み、クライ・セッタポン(36=タイ)を5R、3度のダウンでKOに沈め、見事に再起を飾った。
尾川は21年11月、念願の新王座に就くも、昨年6月英国で、同級3位ジョー・コルディナに2RKO負け、王座陥落した。
8月、長年痛みを抱えていた右肩を手術し、再起戦に挑む。戦績は25勝(18KO)2敗1分。
対するセッタポンは09年デビューのベテランで、32勝(22KO)9敗のカウンター使いだ。
序盤、セッタポンは詰めながらも手数は少なく、右のカウンターを狙う。2Rには尾川が右ボディ、右ストレートを入れると、セッタポンの動きが一瞬止まる。
3R後半からは、尾川が攻勢に。素早い右フックから左のカウンター、さらにはボディへと次々と入れてゆく。スピードの違いか、セッタポンはほぼ手数を出せない。
5R、尾川が踏み込んでの強烈な右ボディ一閃!セッタポンがうずくまり、ダウン。再開後、尾川がショートの右フックを入れるとセッタポンがヒザをつき、2度目のダウン。
3たび立ち上がったセッタポンだが、尾川がとどめの右フックで3度目のダウンを奪い、再起戦をKOで飾った。
尾川はマイクで「相手の距離が遠くて戸惑ったけれど、下から崩して上を当てられた」とKO勝利に満足する。手術した右肩は「今日はぶんぶんに振りすぎたが、あとは伸びるだけ」と、さらに良くなってゆくと言う。
昨年6月の世界戦敗北には「もう一度コルディナにリベンジしたい」と、王座奪還に向けて意気込んだ。
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