【ボクシング】阿部麗也、元2階級制覇王者マルチネスに完勝!念願の世界戦へ
4月8日(土)東京・有明アリーナにて開催のプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 4』の第2試合[IBF世界フェザー級挑戦者決定12回戦]では、日本フェザー級&WBOアジアパシフィック同級王者・阿部麗也(30=KG大和)が、元二階級制覇キコ・マルチネス(37=スペイン)を判定3-0で完封勝利、世界戦の切符を手にした。
阿部は昨年5月、日本フェザー級王座とWBOアジアパシフィック同級王座を奪い取り、二冠王者となった。現在IBF世界フェザー級3位。仕事と両立しながら競技を行う、”サラリーマンボクサー”としても知られる。
対するマルチネスは元2階級制覇王者で同級2位。14年には長谷川穂積からTKO勝利を納めている強豪だ。
試合はフットワークを使い、左ストレートを入れていく阿部が、圧力をかけては右フック中心に攻めるマルチネスを圧倒する展開に。
6Rには、阿部が左右の連打から左アッパーをクリーンヒットさせると、マルチネスは防戦一方に。
しかし7Rの終わりにはマルチネスが武器をフック主体からストレートに変えると、阿部にヒットする。
後半も阿部の左が冴えわたった。阿部の左フックや左ストレートで、マルチネスが何度もグラつき、止まる場面も。しかしマルチネスは前進をやめない。阿部は圧倒優勢も、時折鼻血が流れ出す。
最終にはマルチネスがギアを上げ、大きく踏み込み右を放つも、阿部を捉えることは出来なかった。
判定は117‐111が1者、119-109が2者と阿部が二階級制覇者に完勝した。
阿部はマイクで「プレッシャーをかけてくるのは想定していたので、自分のパンチをいかに当てるかに集中していた。中盤からはレッシャーが強くなって苦しい場面もあったけれど、なんとか勝つことができた」と喜んだ。
そして「月曜からまた仕事がはじまるんで、一般サラリーマンとして普通の日常が戻ります」とサラリーマンボクサーらしいコメントで締めた。
『Prime Video Presents Live Boxing 4』
2023年4月8日(土)東京・有明アリーナ
▼第2試合 IBF世界フェザー級挑戦者決定12回戦
●キコ・マルチネス(スペイン)
判定0-3 ※111-117、109-119×2
○阿部麗也(KG大和)
▶︎次ページは【フォト】阿部のパンチが相手の顔に喰い込む決定的瞬間!
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