【ボクシング】佐々木尽が逆転KO勝利で初V、元王者・小原佳太とダウン応酬の末に=WBOアジア太平洋王座戦
4月8日(土)東京・有明アリーナにて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 4』の第3試合[WBOアジアパシフィック ウェルター級 タイトルマッチ12回戦]にて、王者・佐々木尽(21=八王子中屋)が逆転TKO勝利。WBO同級8位・小原佳太(36=三迫)相手に初防衛を果たした。
王者の佐々木は今年1月に王座を獲得、14勝(13KO)1敗1分という強打者。
対する小原は同王座の元王者で、18年に陥落している。日本二階級制覇者で、こちらも26勝(23KO)4敗1分というパワーヒッターだ。
今回の一戦はウェルター級の日本頂上決戦であり、“新旧強打者”対決との評判も高い。
1R、佐々木が脱力しきったようなフォームからいきなりジャブを当て続ける。小原は様子見を続け、しばし連打。すると佐々木が飛び込むようなジャブ、左ボディを勢い良く入れてゆく。
2R、佐々木はフリッカー気味に構え、変わらず飛び込むようなジャブから攻めてゆく。
しかし、佐々木が接近すると小原が下がりながらカウンターの右!佐々木がひっくり返ってダウン。
立ち上がると、佐々木はダメージを感じさせない左右のフック!ラスト5秒で左フックをヒットさせると、小原がグラつく。さらに左アッパーを入れ、小原が止まった所で、ゴング。
3R、佐々木は小原のダメージを逃すまいとしたか、大振りの左右で前に出る。佐々木が左フックから左ボディ!小原がうずくまり、ダウン。
再開後、佐々木が容赦なく左のジャブ、フックで攻める。小原が右のカウンターを合わせるが、佐々木が左のダブルから右フック一閃!小原が仰向けに倒れ、レフリーが試合を止めた。
佐々木が逆転TKO勝利で防衛した。
佐々木はマイクで「2R目(のダウン)、多分つまづいたんですね。でもああいうアクシデントも経験できて良かった」と振り返る。2つのダウンについては「身体が勝手に出た」と自然に出たと言い、最後に「スペンスとかクロフォード。待ってろよ!」と世界制覇ロードに意気込んだ。
『Prime Video Presents Live Boxing 4』
2023年4月8日(土)東京・有明アリーナ
▼第3試合 WBOアジアパシフィック ウェルター級 タイトルマッチ12回戦
○佐々木尽(八王子中屋)
TKO 3R1分13秒
●小原佳太(三迫)
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