【ボクシング】井上拓真がソリスに勝利し新王者に!兄・尚弥が返上のベルト”1本目”を奪還
4月8日(土)東京・有明アリーナにて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 4』のセミファイナル[WBA世界バンタム級王座決定12回戦]で、WBA世界同級1位の井上拓真(27=大橋)が、同級2位のリボリオ・ソリス(40=ベネズエラ)をテクニックで上回り判定勝利、兄の返上したベルト1本目を奪還した。
井上は元WBC世界バンタム級暫定王者で、今回は兄・尚弥が返上し空位となっているバンタム級4団体のベルトの一本目を獲りに行く。
対するソリスは元WBA世界スーパーフライ級王者。40歳ながらここ2戦をKO勝ち。2016年3月には山中慎介の持つバンタム級タイトルに挑み、ダウンを奪われるも、ダウンを取り返すなど激闘を魅せた(試合は山中が判定勝ち)。
序盤からソリスは、よく伸びるジャブで詰めては、右ストレートを繰り出す。井上は落ち着いてかわしてジャブ。2Rも先手を取るソリスだが、井上のワンツーが入る。
4R、ソリスがいきなり出て、井上をコーナーに詰め連打!クリーンヒットは無さそうだが、何度かヒットする。しかしその後は井上が鋭いワンツーで寄せ付けない。5R終盤、ソリスのヒジが井上の眉上に当たり、出血する。かなりの血が流れ出る。
6R、ソリスがカウンターで左を当てると、井上がにやりと笑い挑発。ソリスがロープに詰めパンチを振るも、井上は冷静にかわす。7Rには、井上の右ストレートが立て続けにヒット、追い打ちの連打にソリスの動きが止まる。
前へ出てパンチを出すもソリスと、かわしてはカウンターを狙う井上。互いにクリーンヒットは少ない展開が続く。10Rにはソリスがまたも井上をロープに詰め、ボディ連打と印象が良い。
最終ラウンドはラストに井上がワンツーからのアッパーを入れてみせた。
判定は3者ともに井上を支持。116-112、117 -111、118-110と差をつけ、井上が兄・尚弥の返上したベルトの1本目を戴冠した。
井上はマイクで「兄が返上したベルト一本目、しっかり獲ることが出来てホッとしています。兄が手放した4団体を統一、がんばっていきます」と安堵感を見せ、改めて4団体統一に向け意気込んだ。
『Prime Video Presents Live Boxing 4』
2023年4月8日(土)東京・有明アリーナ
▼第5試合 WBA世界バンタム級王座決定12回戦
○井上拓真(大橋)
判定3-0 ※116-112、117-111、118-110
●リボリオ・ソリス(ベネズエラ)
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