【UFC】“悪童”マスヴィダルがバーンズに完封負け、厳しい4連敗で引退か
WME-IMG
『UFC 287』
2023年4月9日(日・日本時間)米フロリダ州マイアミ
▼ウェルター級
〇ギルバート・バーンズ(ブラジル)
判定3-0 ※30-27×2、29-28
●ホルヘ・マスヴィダル(米国)
“悪童”の愛称で人気のマスヴィダルはストリートファイトをバックボーンに持ち、日本の『戦極』にも出場した経験を持つベテラン。09年には戦極ライト級ワンマッチで北岡悟にTKO勝利している。13年からUFCに参戦し、19年7月に飛び膝蹴りでUFC史上最速KOの“5秒”を記録。直近の3試合では、カマル・ウスマン(タイトル戦2試合)、因縁のコルビー・コビントンと3連敗中と後が無い状況だ。
対するバーンズはブラジリアン柔術黒帯を持ち数々の世界タイトルを持つUFC屈指のグラップラー。タイトルマッチの経験もあり、今年1月の前戦では肩固めでニール・マグニーに初回一本勝ちを収めた。
1R、マスヴィダルはカーフを入れ、組みを警戒してバーンズが踏み込んでくると早めに下がる。しかし終了間際にバーンズがテイクダウン。鉄槌を連打して初回を終える。
2R、右フックを当てたバーンズは続いてのタックルでマスヴィダルを抱え上げテイクダウン。立たせないようプレッシャーを与え、パスを狙う。マスヴィダルは苦戦しながらも立ち上がって逃れパンチを振るうがクリーンヒットはない。
3R、ジャブ、バックキックと放つマスヴィダルだが、バーンズは余裕を持ってさばき、逆にジャブ、右フックと当てていく。右アッパー、右フック、右ストレートとバーンズがヒットを重ねる。そしてタックルに入るとマスヴィダルのボディをクラッチしてテイクダウン。マスヴィダルを立たせず終える。
判定は30-27×2、29-28の3-0でバーンズ。マスヴィダルの強打を凌ぎ勝利した。
勝利したバーンズは地元のマスヴィダルに賞賛を送り、「ベルトを持ってる奴待ってろよ」と宣戦布告。敗れたマスヴィダルもインタビューに応じ、「20年やって来て、もはや始めた頃と同じようにやってけない」と引退を匂わせる発言をを残しオクタゴンを去った。
▶︎次ページは【フォト】マスヴィダルとバーンズの激闘シーン!
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