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【RISE】“人獣”中村寛が悲願の新王者に!直樹との死闘を制す

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2023/04/21(金)UP

強烈なキックを見舞う中村

RISEクリエーション株式会社
『RISE167』
2023年4月21日(金)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 第9試合 RISEライト級(-63kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/第7代RISEライト級王者)
判定 0-2 ※49-48×2、48-48
〇中村 寛(BK GYM/同級3位、第6代DEEP☆KICK-60kg級王者/挑戦者)
※中村が新王者に

パンチで追い詰める中村

 直樹は伝統空手をバックボーンに21年には秀樹を下して王座戴冠。その後は白鳥大珠らに連勝していたが、22年は強豪相手に3戦3敗と苦戦。再び対世界へ挑むべく、運命の初防衛戦を迎える。

【フォト】中村寛と直樹の死闘!出血しながらも打ち合う

 対する中村は前に出続けるスタイルから”人獣”の異名を持つファイター。22年6月には後のK-1王者レオナ・ペタスに判定勝ちを収め、自身の価値を高めた。10月にはチャンヒョン・リーにKO負けも、昨年12月に伊藤澄哉を豪快KOして今回のチャンスを掴んだ。

直樹のパンチがヒット

 1R、中村は一気に距離を詰めて、左ストレート。直樹は左の前手を動かしながら、右ハイキック。中村は左右ローを走らせる。中村は左ボディストレート、直樹はハイキックの奇襲を仕掛ける。ジャッジ2者が10-10のドロー、1者が10-9で中村を支持。

 2R、直樹は左ジャブを突き、右ローを強打。じりじり圧をかける直樹は右ボディフック、中村は左ローを蹴る。直樹は右の三日月蹴りでボディを狙う。中村は右ローを多用して直樹の前足を狙う。ジャッジ2者が10-10のドロー、1者が10-9で直樹を支持。

 3R、距離の取り合いから直樹は飛びヒザ蹴り。直樹の攻撃をガードの上から受けると、中村は笑う。中盤、直樹が左右フック、ストレートをまとめる。中村を下がらせた直樹が好印象を残す。ジャッジ3者とも10-9で直樹を支持する。

新王者となった中村寛

 4R、直樹が三日月蹴り、ボディストレートとボディ攻撃。すると、中村が左ハイキックをクリーンヒット。一瞬ぐらついた直樹だが、中村がヒザを組んで連続で見舞ったとして注意が与えられる。直樹も気迫で細かいパンチで押し返し、右のノーモーションを放つ。今度は中村が左フックを豪快に当てて、譲らず。ジャッジ1者が10-9で中村、2者が10-10のドローに付ける。

 5R、直樹は左の前蹴り、中村が右ローを蹴る。直樹が近距離で右アッパー、三日月蹴り。中村が豪快に左フックをクリーンヒット、後退する直樹に一発狙いのパンチを放つ。直樹をロープに詰める中村は、ヒザ蹴りを使いながら左フックで追い詰める。直樹は顔面が血だらけに。お互い瞬き厳禁の打ち合い、直樹も随所でパンチを返す。しかし、最後は中村がパンチ連打で直樹を追い詰め、終了のゴングが鳴った。

勝利者マイクで更なる飛躍を誓った

 ジャッジ1者は48-48のドローに付けたが、2者が49-48で中村を支持。中村が直樹を下して、新王者となった。

 マイクを持った中村は、対戦した直樹に対して「本当にすごい尊敬していますし認めています。チャンピオンを受け継いだので、ありがとうございました」と感謝を述べ、実は生まれた際に足に障がいがあったことを告白。そのような中、リハビリで支えてくれた母へ感謝を語った上で「日本中の期待を背負ってもっと強くなります」と更なる飛躍を誓った。

▶︎次ページは【フォト】中村寛と直樹の死闘!出血しながらも打ち合う

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