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【RIZIN】佐々木憂流迦、寝技でアレンに競り勝ち連敗脱出

2023/05/06（土）UP

強烈なキックを蹴り込む佐々木

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.42』
2023年5月6日（土）東京・有明アリーナ
▼第6試合　RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）
〇佐々木憂流迦（セラ・ロンゴ・ファイトチーム）
判定 3-0
●ボイド・アレン（Fight fit Militia/apex gym）

互いに打ち合う

　佐々木は14年には14年にUFCと契約し、ローランド・デロームから1R一本勝ちを収め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト受賞。18年大晦日よりRIZINに参戦して、マネル・ケイプ、朝倉海らとバンタム級で対戦。1階級アップのフェザー級へ転向後は、堀江圭功とクレベル・コイケに連敗中だ。

【フォト】佐々木がアレンを踏みつける瞬間

　対するアレンは元EFCフェザー級王者の肩書を持つ。MMAのみならず、22年3月にはESPN南アフリカボクシングの大会で勝利を収めるなどマルチに活躍。RIZINデビュー戦となった22年10月、矢地祐介と対戦したが得意の打撃を封じられ判定負けを喫した。今回が再起戦となる。

アレンが三角締めを仕掛ける

　1R、佐々木がサウスポー。シングルレッグを仕掛ける佐々木が、テイクダウンに成功。トップキープから、アレンは足関節へ。上手くディフェンスした佐々木は上からパウンドを放ち、サイドへ回る。しかし、アレンが下から三角絞め。外した佐々木は回転するが、アレンはバックチョークを仕掛ける。これもディフェンスした佐々木は上から強烈なパウンドを数発打ち込み、サッカーボールや踏みつけで攻める。

　2R、佐々木はダブルレッグからサイドへ回る。アームロックを仕掛ける佐々木は、トップキープからパウンド。下から蹴り上げるアレンを再び押さえつける佐々木は、コツコツパウンド、ヒジ打ちをヒットさせる。サイドポジションへ動く佐々木は強烈なパウンドから、サッカーボールキックを放つ。

　3R、パンチで突っ込むアレンに佐々木がタックルを仕掛けて、テイクダウンに成功。上になる佐々木はクラッチを組み、ダースチョークを狙う。アレンもディフェンスしながら、体勢を入れ替えて上になる。
　佐々木は入れ替わると、潰して上から圧をかける。残り1分、佐々木は右のパウンドを強打、ブレイクがかかる。アレンが首相撲からのヒザ蹴り、佐々木が右フックを放ち、終了のゴングが鳴った。

　ジャッジは3者とも佐々木を支持。佐々木が2連敗から脱出した。

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