【ONE】グラップリング世界戦はルオトロがV2成功!柔術ヨーロッパ王者のランガカーを下す
ONE Championship
『ONE Fight Night 11』
6月10日 (土) タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼ライト級 サブミッション・グラップリング 世界タイトルマッチ
〇ケイド・ルオトロ(米国/王者)
判定3-0
●トミー・ランガカー(ノルウェー/挑戦者)
※ルオトロが2度目の防衛に成功
ルオトロはグラップリング世界一を決めるADCCで2022年、史上最年少で世界王者(-77㎏級)となり、BJJ界でも注目を集めている20歳の超新星。今年5月のONEデビュー戦で青木真也にグラップリング戦で勝利。10月の世界王座決定戦でウアリ・クルジェフに一本勝ちし初代王者に、同年12月には初防衛に成功した。
対するランガカーはノルウェー出身。柔術ではヨーロピアン選手権優勝、世界選手権では準優勝している。グラップリングではルオトロが優勝した2022年のADCCでベスト8の成績を残しており、ONEではグラップリングマッチで2戦していずれも勝利を挙げている。
1R、序盤はスタンドの攻防。互いになかなか組み手を許さない中、ルオトロがランガカーを前に崩してテイクダウン。上からパスガードを狙うルオトロだが、ランガカーは下から足関節を仕掛け、ヒールフックでキャッチを奪う。
ルオトロはニースライス、スタック、レッグピンなど様々な種類のパスガードを仕掛けるが、足が利くランガカーはパスガードを許さない。するとルオトロは上からアンクルロックを狙ってキャッチを取り返す。
互いに足関節とバックテイクの両方を狙いつつ、足を絡めて複雑な形となるが、どちらも決定的な場面は作れない。最後はルオトロがストレートアームバーを狙うも外れて終了。目まぐるしい展開が10分間続く試合となった。
判定は3-0でルオトロ。パスガードのアタックをアグレッシブに続けたルオトロが2度目の防衛に成功した。
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