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【ONE】K-1ベテランのホルツケンが再起戦で判定負け、2kg以上の体重超過も

2023/06/10（土）UP

ホルツケンが悔しい判定負け©️ONE

ONE Championship
『ONE Fight Night 11』
6月10日（土）タイ・バンコク　ルンピニー・スタジアム
▼キャッチウェイト（179ポンド／81.19kg）キックボクシング
●ニキー・ホルツケン（オランダ）
判定0-3
〇アドリアン・サディコビッチ（ドイツ）

得意のヒザ蹴りを放つホルツケン©️ONE

　ホルツケンは06年から09年にかけてK-1 WORLD MAXで活躍し、15年にはGLORY世界ウェルター級王座も獲得したベテラン。前戦ではシンサムット・クリンミーにKO負けし、今回は再起戦。

　対するサディコビッチは元GLORYファイター。ONEでは1勝1敗。前戦ではレギン・アーセルを相手に判定で敗れている。

　本来はライト級（77.1㎏）で行われるはずだった試合だが、ホルツケンが79.8㎏で計量オーバー。キャッチウェイトでの試合となった。

サディコビッチがパンチの連打！©️ONE

　1R、プレッシャーをかけて鋭いワンツーを打っていくサディコビッチ。ホルツケンはガードを固めつつ、相手の攻撃の隙間にローや左フックを返していく。手数上回るのはサディコビッチだがホルツケンも確実にローを蓄積させていく。

　2R、いきなり飛びヒザからパンチでラッシュのサディコビッチ。ホルツケンは冷静にガードしてカウンターを狙っていくが、サディコビッチは圧をかけて何度もコンビネーションパンチを放っていく。

　3R、これまでと同じくプレッシャーをかけて前へ出ていくサディコビッチに、ホルツケンも押し負けず前へ出ていく。パンチから右ローを何度も当てるホルツケンだが、サディコビッチは構わず詰めてパンチのコンビネーション。右ハイ、ストレートと的確に攻撃を当てていくのはホルツケン、しかし手数ではサディコビッチと拮抗したまま試合終了。

　判定は3-0でサディコビッチ。アグレッシブに攻め続けベテランを相手に勝利をつかんだ。

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