【ベラトール】KOパンチャー対決はサリカムに軍配、タックル攻めでジェームスの強打を封じる
『Bellator 297』
6月16日(日本時間17日)米国イリノイ州シカゴ
▼ヘビー級
●ダニエル・ジェームス(米国)
判定0-3 ※三者とも27-30
〇ゴカン・サリカム(トルコ)
ジェームスは15勝6敗の戦績を持つ実力者。うち14試合がフィニッシュで、そのほとんどがKO。現在は5連続KO勝利中だ。対するサリカムもキャリア8勝(2敗)のうち6つがKOのフィニッシャー。
1R、すぐに詰めて左を振っていくジェームスに対し、サリカムがタックルでテイクダウン。しかしジェームスはすぐに立つ。ケージ際で四つの攻防が続くが、もろ差しを取ったサリカムがダブルレッグへ変化して再びテイクダウン。上からパウンドを落としていく。
2R、突進するようなタックルでサリカムがテイクダウン。ジェームスの頭をケージに押し付け立たせないようにし、コツコツとパウンドを当てていく。ハーフガードからボディ、顔面とパウンドのサリカムに、ジェームスは下から抱きついてしのぐのみ。
3R、タックルを警戒してか不用意に詰めないジェームス。サリカムは強い右ローを蹴る。サリカムはタックル、今度は防ぐジェームスだが、そのまま四つ組みの展開となり展開が作れない。終盤にはサリカムがまたも倒して試合終了。
判定は3-0でサリカム。組みで圧倒し、ジェームスの打撃を封じて危なげない勝利を収めた。
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