【ONE】ムエタイ強豪シッティチャイ、歴戦のテクニック見せ判定勝利、アバソロのヒジ流血でTKO危機も
ONE Championship
『ONE Friday Fights 22』
2023年6月23日 (金・日本時間) タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼フェザー級 ムエタイ
〇シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
判定3-0
●エディ・アバソロ(アメリカ)
シッティチャイは14年にルンピニースタジアムで王座を獲得するなどムエタイで実績を築き、キックボクシングでも16年にGLORY世界ライト級王座を奪取、6度もの防衛を果たすと、ONE参戦後は22年3月フェザー級世界GP決勝でチンギス・アラゾフに敗れ準優勝。しかしその後は2連勝中だ。
対するアバソロはアメリカ出身のファイターでONE戦績は1勝1敗。前戦ではニコラス・ラーセンを相手にKO勝利を収めている。
1R、いきなり左ハイから入るシッティチャイ。左ミドルも飛ばし蹴りを中心に攻めていく。アバソロはそこにローを返しつつ、距離を詰めてパンチを狙う。近距離でヒジも振っていくアバソロだが、シッティチャイもヒジを返すとボディへのヒザも入れ、徐々にアバソロを下がらせる。アバソロはカウンターのバックエルボーも見せるが押され気味。
2R、左ストレートと左ミドルで前へ出るシッティチャイ。首相撲になるとボディへのヒザも入れ手数で上回る。アバソロもパンチを返すが大振りが多く、やや疲れたかガードが下がる場面が多くなる。終盤シッティチャイのカーフキックにアバソロの脚が流れる場面も。
3R、劣勢と見たか序盤からアグレッシブにヒジを振って前へ出て行くアバソロ。シッティチャイも打ち返すが、当たったのはアバソロのヒジ。右のヒジでシッティチャイの額が切れ、出血でドクターストップとなる。再開後、シッティチャイは出血を気にしてか、遠い距離でカウンターを待つ戦法に切り替える。近づくと首相撲で距離をつぶしてヒジを出させないシッティチャイは、逆に離れ際にヒジを当てる。
判定は3-0でシッティチャイ。ヒジによる出血でストップの危機も、巧みなテクニックで乗り切り勝利を手にした。
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