【ボクシング】強い比嘉が戻ってきた!パワーパンチで何度もダウン奪い、世界3位にKO勝利!
6月24日(土)大田区体育館にて行われたプロボクシングのセミファイナル[バンタム級10回戦]では、元WBCフライ級王者・比嘉大吾(27=志成)がWBAスーパーフライ級3位シリチャイ・タイイェン(32=タイ)に強烈パンチで4度のダウンを奪い、4回1分34秒で劇的KO勝利した。
【フォト】比嘉がトドメのレバーブローでKOの瞬間!相手は立ち上がれず
比嘉はフライ級時代は15連続KO勝と日本タイ記録を樹立。WBC同級王座も2度防衛したが、18年4月には前日計量での体重超過で王座剥奪。翌日、減量で体力が厳しい状態のままリングに上がり、9回に自身初のTKO負けを喫した。
以降、バンタム級に上げ20年12月にはWBOアジアパシフィックバンタム級王座に挑み、王者ストロング小林佑樹にKO勝ちで王座獲得。翌年4月に西田凌佑(六島)に判定負けし王座陥落も、以降、フィリピンとタイ選手に判定勝ちし、今回の試合に挑む。
比嘉は1Rからダイナミックに脚を使い、鋭いジャブ、左ボディを入れてゆく。ラストには左ボディから右アッパーを突き上げた。
2R、比嘉は強烈な右の打ち下ろし3連打!シリチャイの動きが止まる。
そしてラスト40!比嘉の右クロスでシリチャイがグラつく、さらに比嘉の右から左でシリチャイは後ろにもんどり打つようにダウンした。
立ち上がるも、シリチャイは焦点が定まらないようだ。防戦一方のシリチャイに、比嘉は獣のように飛び掛かり、殴りまくるととどめの左フックでシリチャイが再度崩れた。
なんとか立ち上がったところで、ゴング。
3R、比嘉は強烈な左のストレートから右アッパー、左フックと次々と入れてゆく。
後半、右ボディをダブルで入れたかと思うと、そのまま右アッパー、上下で殴りまくった比嘉は、突然バックステップすると、再度飛び込み右ボディ!腹を抱えシリチャイがダウンした。
立ち上がったシリチャイ、比嘉は嵐のように攻めるがゴング。
4R、変わらず猛攻の比嘉は左ボディからジャブ、さらに飛び込むような右ボディを強烈ヒット!またまた倒れるシリチャイ。
シリチャイはヒザ立ちになり、カウント8で立ち上がるのを諦めた。比嘉が世界3位を相手に劇的なKO勝利を飾った。
比嘉はマイクで「倒せて勝ててよかったです」と笑顔。また「昨日沖縄では大切な日(慰霊の日)だったんで、その次の日に勝利できてよかったです」と故郷・沖縄に勝利を飾れたと喜んだ。
これで世界ランクは更に上がり、再び世界タイトル戦が見えてくることだろう、注目したい。
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