【シュートボクシング】海人、世界Sウェルター級新王者に!強烈ボディ&カーフで強敵ペティを撃破
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2023 act.3』
2023年6月25日(日)東京・後楽園ホール
▼第10試合 SB世界スーパーウェルター級王座決定戦 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
○海人(TEAMF.O.D/S-cup世界トーナメント2018王者、SB日本スーパーウェルター級1位)
判定3-0 ※50-45×2、50-46
●サモ・ペティ(スロベニア)
※海人が新王者に
SBの最高傑作・海人は現在17連勝中の快進撃を続ける。22年6月にはK-1絶対王者の野杁正明を撃破。その後にはGLORYトップ選手のストーヤン・コプリヴレンスキーらを撃破し、勢いに乗っている。
【フォト】海人がペティと激闘!ベルト巻きラウンドガールと記念写真も
対するぺティとは、昨年8月開催のRISE大阪大会で激突。延長までもつれ込む接戦の末に海人が判定勝利を収めたが、ペティの豪腕フックに苦戦した場面も目立った。今回はSB世界スーパーウェルター級王座をかけて、再戦を迎える。
1R序盤から、いつも通り強い圧力で相手をロープ側に追い込む海人。インとアウトのローでペティの前足を削る。一方のペティは海人のうち終わりを狙い左ジャブや右ストレートを放つが、海人のスピードにまだ対応しきれない様子。オープンスコアでは、ジャッジ1名が海人を10-9で支持、残り2名は10-10。
2R、自分からパンチを出し始めたペティ。ジャブ、ワンツーを放つが、打ち終わり、海人がカーフキックを連発。海人のジワジワくる圧を嫌ったが、ペティが組んで倒しに行く。海人が強烈な左ボディとカーフキック、嫌がるペティが下がると、今度は顔面前蹴り!
ペティの腰がガクンと落ちる。スコアはジャッジ3者が10-9で海人を支持。
3R、後が無いペティが猛攻。パンチ連打から連携しハイキックを放つが、海人はしっかりと防御する。ペティの攻撃終わりに海人がハイキック。ペティが効いた様子。残り20秒、海人のカーフキックでペティがバランスを崩し倒れる。スコアはジャッジ1名が海人を10-9で支持、残り2名は10-10。
4R、一発一発がフルスイングのペティ。ジャブ、ハイキックや前蹴りを放つが、クリーンヒットはない。戦いが荒くなり、海人にタックルを仕掛けたペティにレッドカードが。SBでは投げに繋がる持ち上げる行為は認められるが、タックルは認められない。海人が右ストレートを連発。ペティが右カーフを嫌がってか、サウスポーに足を変える。
5R序盤、海人のカーフキックでペティのバランスが崩れる。至近距離の打ち合い、海人が左フック、左ボディを当てる。海人の左ボディにペティが効いた表情。再びタックルを仕掛けたため、ペティは2枚目のレッドカードを貰う。終盤、お互い足を止めての打ち合いで終了。
判定3-0で海人が文句なしの快勝。SBの伝説的チャンピオン、アンディ・サワーが巻いたSB世界スーパーウェルター級王者のベルトを手にした。
海人は勝利マイクで「自分はこの試合を見てもらってもわかるように、まだまだです。僕が背負っている「KNOCK OUT」「RISE」そしてこの「シュートボクシング」のベルト、本物の世界一にします。日本を背負って世界に出て、本物の世界一になります」と力強く語った。
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