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【RISE】”門番”門口佳佑が他団体勢をまたも撃破、前SB王者・川上叶を判定で下す

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2023/07/02(日)UP

門口(左)が勝利した

RISEクリエーション株式会社
『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』
2023年7月2日(日)エディオンアリーナ大阪 第1競技場
▼第6試合 Super Fight!フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○門口佳佑(EX ARES/第5代RISEフェザー級王者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●川上 叶(龍生塾/第6代SB日本フェザー級王者、初代SB日本バンタム級王者)

【フォト】門口が見せた巧みなボディ攻め!

門口(右)がプレッシャーをかける

 門口は空手仕込みの攻撃を持ち味とし、22年8月に戴冠。最近ではRISEの他団体トップ対決の“門番”とも言える存在になっている。昨年12月には現SB王者・山田彪太朗に2つのダウンを奪い勝利。今年3月のK-1対抗戦では第5代Krushフェザー級王者・新美貴士とのガチンコ対決で圧倒勝利した。

 対する川上は19年に初代SB日本バンタム級王座を戴冠、昨年4月には魁斗とのSB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦を制し二階級制覇を達成した。昨年12月には、当時15連勝中の元KNOCK OUT王者・安本晴翔との延長戦を制し、下馬評を覆す。しかし今年4月には初防衛戦で山田彪太朗にリベンジを許し陥落した。

 1R、リングを丸く使う川上に対し、門口はどっしりと構える。左右ローからワンツーで攻め立てる川上へ、門口は打ち終わりに左ストレート。飛び込んで距離を詰める川上のボディへ門口が右の拳を打ち込む。

川上がパンチを放つ

 2R、ボディを狙う門口に川上が左右4連打。門口はボディから顔面へアッパー、左ミドルと攻撃を上下に散らす。ワンツー主体の川上に対し門口は右ボディからコンビネーションを狙う。

 3R、門口のガードの上から川上はワンツーを強打。門口は入り際に右ヒザ、右ボディ。至近距離では左右連打をボディに集中させる。下がりながらジャブを突き刺す川上に距離を詰め右ボディを突き上げる門口。ロープ際へ逃げる川上へ門口が飛びヒザ蹴りで追撃。川上がワンツーで突き放し、門口が距離を詰めボディを叩く展開のまま試合終了のゴング。

門口が勝利した

 判定は1者がドローとするも、2者が門口の勝利を支持。”門番”門口が前SB王者を下し”SBコンプリート”を果たした。

 リング上でマイクを握った門口は「僕が国内で一番になるんで。いろいろな選手の名前が出ていますけどむかついているので、ここから僕がフェザー級一番であることを証明します」と、国内フェザー級総なめを宣言した。

▶︎次ページは【フォト】門口が見せた巧みなボディ攻め!

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