“超新星”平良達郎、グラウンド圧倒でUFC4連勝!ダウン奪われるピンチも
WME-IMG
『UFC 290』
2023年7月9日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼130ポンド(58.96kg)キャッチウェイト
〇平良達郎(Theパラエストラ沖縄)
判定3-0 ※三者とも29-27
●エドガー・チャイレス(メキシコ)
平良は第8代修斗世界フライ級王者で、キャリア13戦全勝と日本が誇る超新星。昨年5月のUFCデビューから3戦全勝。現在2戦連続一本勝ちと波に乗る。先月24日の『UFCファイトナイト』に出場予定だったが、相手選手の大幅な体重オーバーにより試合中止に。しかし急遽、本来のフライ級より重いキャッチウェイトで今回の試合が決定した。
対するチャイレスは『Combate Global』のフライ級王者。現フライ級王者であるブランドン・モレノのスパーリングパートナーでもあり180.3 cmという長いリーチを持つ。キャリア10勝(4敗)は全てフィニッシュ(4KO・6一本)と決定力ある選手で腕十字を得意としている。
1R、遠い距離からお互いにカーフキック。パンチを警戒しつつジワジワとプレッシャーをかけていく平良だが、距離が詰まった瞬間チャイレスの左フックが入りダウンを奪われる。それでも平良はタックルに変化し、チャイレスのギロチンにも対処してハーフガードに。そのまま片足でチャイレスの腕を潰して防御できない状態にして、上からエルボーを何発も落とす。
2R、ダブルレッグタックルに行く平良にギロチンを合わせるチャイレス。しかし平良はすぐに足を一本またいで対処すると、1ラウンドと同じくハーフガードから足でチャイレスの片足を封じ、エルボーを落としていく。さらにマウントを奪うと強烈なパウンド、ヒジを連打。試合終盤、平良はマウントから三角絞め。かなり入っているように見えるがここでラウンド終了のホーン。
3R、近距離で左フック、右ストレートと大きなパンチを振ってくるチャイレス。平良は距離を保ちつつ右ストレートを返す。タックルに行く平良、チャイレスは何とか切ろうとするが平良は倒し切って再びハーフガードへ。上からパウンドを落とす平良だがパスガードに手こずるとギロチンに変化。しかし逆にチャイレスがギロチン。そのまま転がるようにスイープし、チャイレスがマウントの体勢で試合を終えた。
判定は3-0で平良。ダウンを奪われるなどピンチの場面もあったが、得意のグラウンドで圧倒しUFC4連勝を飾った。
▶︎次ページは【動画】平良が上からヒジ攻撃!相手は頭を抱えて防戦一方
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