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【UFC】激闘男フッカーがターナーとの打ち合いを制し判定勝利

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2023/07/09(日)UP

フッカー(左)が激闘を制した©️UFC

WME-IMG
『UFC 290』
2023年7月9日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼158ポンド契約
●ジェイリン・ターナー(アメリカ)
判定1-2 ※29-28、28-29×2
〇ダン・フッカー(ニュージーランド)
※ターナーが3ポンド(1.36㎏)オーバーのためライト級戦からキャッチウェイトに変更

 フッカーは22勝12敗で、UFCでは日沖発やギルバート・バーンズに勝利。22勝のうち11KO・7一本と立っても寝てもフィニッシュできる力を持ち、これまでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト3回、ファイト・オブ・ザ・ナイト1回を受賞している人気選手だ。

 対するターナーはUFCのダナ・ホワイト代表が自ら有望な選手を発掘するダナ・ホワイトコンテンダーズでKO勝利し契約を勝ち取りUFCデビュー。13勝6敗で勝った試合は全てフィニッシュしている。一時期は5連勝を挙げたが、前戦ではかつてクレベル・コイケにも勝利したマテウス・ガムロットにスプリットで敗れている。

 1R、カーフキックから右ストレートを当てるターナー。フッカーのローキックがローブローとなり中断の後、プレッシャーをかけていくターナーはスイッチを繰り返しつつ、ボディへのバックキックや二段蹴りなどトリッキーな攻撃も見せる。フッカーはローからハイキックも放っていくが、パンチではターナーが正確性で勝る。

 2R、外を回るフッカーは飛び込んでパンチを振っていくが、ターナーはそこへコンビネーションのパンチを返す。さらにターナーが左ハイを当てるとフッカーがぐらつく。フッカーは組み付いて何とか持ち直すが、ターナーは落ち着いて左のパンチを当てていく。しかしフッカーは終盤、打ち合いに持ち込むと転倒したターナーのバックを取りチョーク。だがここでホーンが鳴る。

 3R、いきなりフッカーの左フックが入る。ターナーも前へ出てパンチを打ち返すが、圧力で勝るのはフッカー。ターナーをケージ際に追い込みパンチを浴びせるが、ターナーはタックルでテイクダウン。それでもターナーは立つと、なおもパンチの連打でダウンを奪う。クローズドガードを組むターナーにフッカーはパウンド。最後はターナーが立ってスタンドとなったところでホーンが鳴り、攻守が何度も入れ替わる激闘が終了した。

 判定は2-1と割れたがフッカーが勝利。打撃を効かされながらも前へ出て、最後まで攻め続け勝利をもぎ取った。

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