【UFC】元王者ロビー・ローラー、引退試合で驚きの秒殺KO勝利「キャリアを終える良いフィニッシュ」
WME-IMG
『UFC 290』
2023年7月9日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼ウェルター級
〇ロビー・ローラー(アメリカ)
KO 1R38秒 ※左アッパー
●ニコ・プライス(アメリカ)
元ウェルター級王者のローラーは47戦30勝16敗1ノーコンテストの戦績を持ち、これまでUFCの歴史に残るような大激闘を幾度も繰り広げてきた人気選手。2002年からUFCに参戦し、PRIDEやストライクフォースなどでの戦いを経て2013年からUFCに復帰すると14年に王座を獲得し2度の防衛に成功。ここ最近は試合のペースも落ち、戦績も直近5戦で1勝4敗。22年にKO負けして以来オクタゴンから遠ざかっていたが、1年ぶりとなる今回の試合を最後にキャリアを終えることを発表した。
対するプライスは高校時代アメフト選手として活躍し、プロデビューから8連勝を記録。UFCでの戦績は15戦して7勝6敗2ノーコンテスト(試合後にマリファナの陽性反応が出たため)と勝ったり負けたりを繰り返しているが、15勝のうち10KO・3一本と高い決定率を誇るファイターだ。
1R、サウスポーのローラーに、オーソドックスはプライス。軽くステップを踏むローラーは左ストレートで前へ出る。プライスは詰めてきたローラーを首相撲に捉えるがローラーは組んだまま左のクリンチアッパー! さらに左のショートを追加するとプライスは真下に崩れ落ちて失神。激闘王らしい衝撃的なKOでローラーが有終の美を飾った。
試合後、マイクを向けられたローラーは「とてもいい気分でこの試合に来られた。ビッグショットをアゴに当てられて、キャリアを終えるのにとても良いフィニッシュの仕方ができた」とコメント。
続いて会場のビジョンでこれまでのキャリアをまとめたハイライト映像が流れると、ローラーは感極まった表情に。最後のマイクでは「ここまで来るまでに多くの人に助けられた。感謝しているよ」と語り、大きな歓声に包まれながら激闘王はオクタゴンを後にした。
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