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【RISE】稲井良弥が實方拓海に判定勝利

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2023/07/31(月)UP

RISEクリエーション株式会社
『RISE 170』
2023年7月30日(日)東京・後楽園ホール

▼第9試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
●實方拓海(TSK Japan/同級1位、WMC日本スーパーライト級王者)
判定3-0 ※三者とも9-10
〇稲井良弥(TARGET/同級3位、第4代DEEP☆KICK-70kg王者)
※本戦判定は29-28、29-29、29-29

  實方はウェルター級1位であり、WMC日本スーパーライト級王者、LPNJスーパーライト級王者、J-NETWORKスーパーライト級王者などを獲得してきたタイトルコレクター。今年3月K-1では寧仁太・アリに敗北したが、再起戦はKO勝ちを収めている。

 対する稲井は強打が武器の第4代DEEP☆KICK-70kg王者。今年5月の第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYOでは、小原俊之と引き分けている。

 1Rからお互いロー、ミドルの蹴り合い。稲井がローで快音を響かせると、實方は左ジャブでけん制する。稲井は重いワンツー、フックを見舞う。お互いのパンチが随所で交錯する。2Rになると、實方が狙い澄ましたワンツーを稲井のアゴにヒット。稲井は打たれ強く、ひるまずにワンツーを返していく。

 3R、一気に距離が近くなり、フックやストレートが交錯する。實方はサウスポーへ構えを変えつつ、稲井のパンチを交わす。實方は前蹴り、ヒザ蹴りでボディを狙う。稲井はしっかりガードを固めて、右ローを強打する。最後はお互い打ち合い、終了のゴングが鳴った。

 延長R、實方はサウスポーから左ミドルを蹴り、稲井は右ローをヒットさせる。稲井の左フックが浅くヒットするが、實方はサウスポーでジャブを突く。稲井が右を振っていくが、實方はバックステップで交わす。しかし、稲井は右フック、そして左フックを強打して襲い掛かる。實方はカウンターの左ハイ。最後はフックで打ち合い、終了のゴングが鳴った。 

 際どい判定になったが、ジャッジは3者とも稲井を支持。稲井が延長判定で實方を振り切った。

 

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