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【UFC】女王ウェイリーが初防衛に成功、強打のレモスに完勝!

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2023/08/20(日)UP

ウェイリーがレモスに完勝!©️UFC

WME-IMG
『UFC 292』
2023年8月20日(日・日本時間)米マサチューセッツ州ボストン TDガーデン
▼女子ストロー級タイトルマッチ
〇ジャン・ウェイリー(中国/王者)
判定3-0 ※50-44、50-43、49-45
●アマンダ・レモス(ブラジル/挑戦者)
※ウェイリーが初防衛に成功

 ウェイリーはアジア史上初のUFC世界王者。19年に初戴冠を果たすも、21年4月にローズ・ナマユナスにハイキックでの秒殺KO負けで王座陥落。同11月のダイレクトリマッチでも、判定負けを喫した。自身初の連敗に苦しんだが、昨年11月のタイトルマッチで、当時の王者カーラ・エスパルザに挑戦し、リアネイキッドチョークで一本勝ち。再び女王の座に返り咲いた。

 対するレモスはブラジルのジャングルファイト元女子バンタム級王者。キャリア13勝のうち11フィニッシュ(8KO・3一本)と決定力が高い。前戦となる昨年11月に上位ランカーのマリナ・ロドリゲスにKO勝利を飾り、タイトル挑戦の権利を掴みとった。

 1R、ウェイリ―が相手の蹴り足を掴んでテイクダウン。すぐにサイドポジションを奪取する。しかしレモスはケージに背を預けて立つと倒され際にニンジャチョーク。かなり深く入るがウェイリ―は脱出してバックに回るとパウンドを連打。再びレモスが立っても抱え上げてマットへ叩きつける。

 2R、強い右ストレートを振るレモス。しかしウェイリ―は組み付くとすぐにテイクダウン。しっかりとトップをキープしつつコツコツパウンドを当てていく。レモスはブリッジして脱出を試みるがウェイリーはトップを譲らない。

 3R、遠い距離から一発を狙うレモス。だがケージ際で四つの攻防となると、やはりウェイリーがテイクダウン。サイドからバックとポジションを変え、グラウンドで支配する。終盤、レモスが脱出して立ち上がりスタンドとなるも手数が出ない。

 4R、ウェイリーが入ってくるタイミングにカウンターでパンチを狙うレモス。右のヒジも振っていくが、ウェイリーがタックルでテイクダウン。下からニンジャチョークを狙うがこれは外される。

 5R、サイドキックを放っていくウェイリー、さらに飛び込んでワンツーを放つとレモスがダウン。パウンドに行くウェイリーにレモスは足関節を狙いつつしのぐ。ウェイリーは両足でレモスの片腕を封じるクルシフィックスの形からパウンド。さらにサイドポジションを奪取。最後はスタンドとなったところで試合終了となった。

 判定は3-0でウェイリー。グラウンドでドミネイトし、スタンドでもダウンを奪う完封勝利で防衛に成功した女王。試合後のマイクで「毎日ハードなトレーニングをしてきた。ハードなトレーニングをするほど試合はイージーになる。今回の結果に意外なことは何もなかった。最高のコーチ、チームメイトと準備をしてきたから」と笑顔で喜びを語った。

▶︎次ページは【フォト】ウェイリーがレモスを圧倒!

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