【UFC】ケイプ、ダウンを奪い4連勝!デビュー無敗選手をテクニックで圧倒
WME-IMG
『UFC293』
2023年9月10日(日)豪州シドニー
▼フライ級
〇マネル・ケイプ(アンゴラ)
判定3-0 ※30-27、29-28×2
●フェリペ・ドス・サントス(ブラジル)
ケイプは、瞬発力を活かした強烈な打撃を武器とする元RIZINバンタム級王者で、朝倉海とは1勝1敗。21年からUFCに参戦し、直近は3連勝と波に乗る。元王者デイブソン・フィゲイレードやランキング5位のカイ・カラ=フランスとの試合が流れてしまい、今回はブラジルの新鋭ドス・サントスと激突する。
対するサントスは、戦績7勝0敗。7勝の内訳は、2つのTKO勝利と3つの一本勝ちでフィニッシュ率も高い。また、シュートボクセ・ディエゴ・リマに所属しており、UFCライト級ランキング1位のチャールズ・オリベイラとはチームメイトだ。
1R、二段蹴りに飛びヒザなどアグレッシブに攻めて来るサントス、しかしパンチで入ってきたところにケイプが左ジャブでダウンを奪う。サントスは下から三角絞めを狙いつつ立つと激しい打ち合いに。ケイプの蹴り足をつかんでテイクダウンするサントスだがケイプは脚を抱えてレッスルアップし逆にトップを取る。
2R、遠間からロー、ハイを蹴ってくるサントス。ケイプはスイッチしつつカウンターを待つ構え。手数が減るが、左フックでサントスをぐらつかせる。
3R、サントスがジャブを突く隙間にカーフキックを当てるケイプ。ワンツーで思い切り飛び込んでくるサントスをケイプはバックステップでかわしながら左右のフックを返し、カウンターの右フックでサントスにヒザを着かせる。その後もケイプは詰めて来るサントスをいなし、最後はカウンターでタックルを決めて試合終了。
判定は3-0でケイプ。強打のサントスをテクニックで上回り、ケイプがUFC4連勝を挙げた。
試合後マイクを持ったケイプは、今回、本来対戦予定だったカイ・カラフランスに罵声を浴びせ、「次にお前とやってやる」と挑発。会場に来ていたカラフランスも両手で中指を立て、因縁の戦いが動き始めた。
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