【ONE】元王者リネカーの強打が爆発、11連勝中のロマンに判定勝利
ONE Championship
『ONE Fight Night 14』
2023年9月30日 (日) シンガポール・インドア・スタジアム
▼バンタム級 MMA
〇ジョン・リネカー(ブラジル)
判定3-0
●ステファン・ロマン(フィリピン)
リネカーは元UFCファイターであり、元ONE世界バンタム級王者、元Jungle Fightバンタム級王者の強豪選手。今年2月、ONE世界バンタム級王座決定戦でファブリシオ・アンドラージにTKO負けするも、同年8月にはキム・ジェウォンを相手に試合残り4秒で逆転KO勝利を飾った。
対するロマンはONEストロー級世界王者のジョシュア・パシオなどと同じフィリピンの名門ジム、チームラカイの所属。MMAは17勝2敗でONE初参戦となった21年12月には左のパンチでKO勝利。昨年3月には元修斗世界王者の佐藤将光に判定勝ちし、同年11月にはビビアーノ・フェルナンデスに完封の判定勝利。11連勝と怒涛の連勝を続けている。
1R、ステップインしてパンチを狙うリネカーに、前蹴りやハイキックなど蹴り距離を取るロマンだが、リネカーがパンチに来たところへタックルでテイクダウン。上から抑え込むロマンだが、リネカーも上を取り返す。スタンドになるとリネカーは左右の拳をフルスイングしていく。
2R、何度もタックルに行くロマンだが、リネカーはしっかり切り、ボディやフックを当てていく。ジャブ、ワンツーとまっすぐのパンチを飛ばすロマンにフックなど回転系のパンチはリネカー。後半になるとリネカーのボディ、フックが当たり、そのプレッシャーにロマンが下がり始める。
3R、序盤からリネカーのペース。ロマンのタックルを切って、じりじり詰めて左右のパンチを放っていく。ジャブと蹴りのロマンは遠い距離から攻めるが、強い打撃を振っていけない。ロマンの蹴りがローブローとなり中断の後、リネカーはギアを上げて前へ出る。3発、4発と連続でフックを出してくるリネカーにロマンはタックルへ行くが逆にトップを取られてしまう。残り40秒になるとリネカーは両手を挙げて挑発する余裕を見せる。
判定は3-0でリネカー。決定的な場面はなかったものの、打撃で終始ペースを握り、11連勝中のロマンをストップした。
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