【KNOCK OUT】不可思、デンサヤームに悔しい完封負け、オープンフィンガー豪打は火を吹かず
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents『KNOCK OUT 2023 vol.5』
2023年11月5日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合)KNOCK OUT OFG-REDスーパーライト級 3分3R・延長1R
●不可思(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇デンサヤーム・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
“激闘派”不可思は、近年K-1を中心にキャリアを積んでいたが、今年3月に新生KNOCK OUTへ参戦すると、バズーカ巧樹にTKO勝ち。7月にはK-1の舞台に戻り、ジン・シジュンとドローに終わっている。
対するデンサヤームは、20年に初来日して武居由樹と善戦も判定負け。その後、時間が空いたが活動拠点を日本に移し、K-1に参戦後は大沢文也、鈴木隼人と対戦もいずれも判定負けを喫している。今回は本来の力を出せるREDルールでの試合だ。
1R、不可思が一気に前に出て、ワンツーやフック。サウスポーのデンサヤームは首相撲から不可思をこかせる。不可思は力みからか、大振りのフックになってしまう。首相撲ではデンサヤームのヒジ打ちがコツコツ入る。パンチで前進する不可思に、デンサヤームが左ストレートをヒットさせる。
2R、アグレッシブに出る不可思はワンツーを見舞う。デンサヤームは組んだ状態から左ヒザを顔面へ突き上げ、左右のヒジ打ちでヒットを奪う。組んだ状態では、デンサヤームが不可思の頭を押して、ヒジを当てる。不可思の前進をいなして、こかせるデンサヤーム。このラウンドはデンサヤームのテクニックが光った。
3R、不可思の前進には、左ミドルを蹴るデンサヤーム。不可思はどんどん前に出るが、デンサヤームは上手く距離を取り、左ミドルを多用する。不可思はワンツーを当てるが、近距離ではデンサヤームが組み付く。残り1分、パンチを振っていく不可思だが、デンサヤームは左ミドルでけん制。最後まで不可思は攻め続けるも、デンサヤームを捉え切ることは出来なかった。
ジャッジ3者は試合のペースを掴んだデンサヤームを支持。本来のヒジあり、首相撲ありで強さを出したデンサヤームが不可思を完封した。
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