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【ベラトール】元パンクラス王者ISAO、初勝利ならず、アームロックを極められる寸前も

2023/11/18（土）UP

ISAOがベラトール再チャレンジ初戦で黒星©️Bellator

　11月17日（日本時間18日）に米イリノイ州シカゴで開催された総合格闘技イベント『Bellator 301』のフェザー級マッチにて、元パンクラス王者ISAO（34=NEVER QUIT）がイーブス・ランドゥー（37=フランス）に判定3-0で敗れた。

【動画】ISAO、アームロックを仕掛けられ、あわやタップの場面

　ISAOは、RIZINで盛り上がる“フェザー級”の日本人トップ選手の一人。主戦場とするパンクラスでは、ライト級とフェザー級の2階級制覇を達成し、フェザー級では絶対王者として君臨。過去には、現在RIZINで活躍する斎藤裕や、ONEでも活躍した松嶋こよみにも勝利したことのある実力者だ。
　ISAOは過去に1度ベラトールに挑戦した経験を持つが、2試合ともに敗戦。今回の再チャレンジに闘志を燃やす。

　対するランドゥーは通算戦績19勝9敗の強豪。RIZINにも参戦経験があり、19年8月には上迫博仁にTKO負けした。しかし、現在は3連勝と波に乗っており、ISAOと言えども侮れない相手だ。

　1Rは前半はスタンド打撃勝負。中盤からISAOが組みつきテイクダウンを狙うが、ランドゥーがレスリング勝負で競り勝ち、ISAOが逆にテイクダウン、バックを奪われる。

　2R、ランドゥーが序盤からハイキック、左ストレートでISAOが片足をマットにつくが、そこからISAOがシングルレッグ、逆にテイクダウンを奪う。トップコントロールでパウンドを落とすISAO。ランドゥーが立ち上がるも、ISAOが再びテイクダウン。ISAOが上からパウンドでコツコツと削っていく。

　3R、序盤、ISAOの右カウンターが入り、ランドゥーが片膝をマットに。再びシングルからテイクダウンを狙うISAOだが、ランドゥーはテイクダウンを許さない。中盤、ISAOがトップを奪うが、ランドゥーが下からアームロック。ISAOは前転し回避するが、ランドゥーが再度のアームロック。タップしてもおかしくない程の腕を捻り上げられるが、ISAOはタップせず。

　判定3-0でランドゥーが勝利。ISAOはベラトール再チャレンジも白星を手にすることができなかった。

『Bellator 301』
11月17日（日本時間18日）米イリノイ州シカゴ
▼フェザー級マッチ
○イーブス・ランドゥー（フランス）
判定3-0 ※三者共に30-27
●ISAO（NEVER QUIT）

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