【ベラトール】ノンストップのスクランブル合戦はスタッツが勝利、サバテロのリベンジ許さず
Bellator MMA
『BELLATOR 301』
2023年11月17日(日本時間18日)米国イリノイ州シカゴ
▼バンタム級
〇ラフェオン・スタッツ(アメリカ)
判定3-0 ※三者共に29-28
●ダニー・サバテロ(アメリカ)
スタッツはレスリングをベースにしたファイトスタイルで22年4月には現RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタをTKOしベラトール世界バンタム級暫定王座を獲得。しかし今年4月には堀口恭司にも勝利したパッチー・ミックスに敗れて王座陥落。今回が再起戦となる。
対するサバテロもレスリングをベースに持ち、一時期は7連勝を挙げるも今回対戦するスタッツに敗れ連勝がストップ。今年7月には超RIZIN.2に出場しマゴメド・マゴメドフに敗れている。
両者は22年12月バンタム級ワールドGP準決勝兼バンタム級暫定王座決定戦で対戦。グラウンドコントロールではサバテロが優位に進めるも、要所で打撃を当てたスタッツが2-1のスプリット判定で競り勝っている。
1R、いきなり飛びヒザはサバテロ。これを受けたスタッツは右のオーバーハンドを当てる。しかしサバテロは走り込んでタックルでテイクダウン。サバテロはハーフで抑え込むがスタッツは強引に起き上がって上を取り返すとスタンドへ戻す。その後も両者ともテイクダウンを奪い、激しいスクランブルが続く。
2R、ハイキックからタックルのサバテロだがスタッツはしっかり切る。しかしサバテロは滑り込むようにバックへ回りテイクダウン。さらに逃げるスタッツのバックを奪い4の字ロック。しかしスタッツは何とか向き直り正対してトップを取り返し、再びサバテロに倒されても上を奪い返す。
3R、サバテロの飛びヒザにスタッツが左ストレートを合わせて尻餅を付かせる。サバテロはタックルからまたもバックに回り4の字ロックを組むが、スタッツを抑えこもうとするだけで攻められない。向き直ってトップはスタッツ。終盤はサバテロがダースチョークを仕掛けるがスタッツは極めさせず試合を終えた。
判定は3-0でスタッツ。最後まで動きが止まらないスクランブル合戦を制し、スタッツがリベンジを退けた。
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